ユースキンAは、指定医薬部外品に指定されている保湿クリームです。
120gが1000円で購入できるコスパの良さと手荒れや肌荒れに悩む人に人気を集めています。
そんなユースキンAの成分を見ると、ニキビにも効果がありそうな成分が配合されています。
元々、保湿クリームとして使えそうですし、実際に試してみることにしました。
目次
商品の基本情報
商品名 | ユースキンA |
---|---|
販売会社 | ユースキン製薬株式会社 |
分類 | 指定医薬部外品 |
価格 | 1,339円(税込)(120g) |
送料 | 無料(Amazonの場合) |
内容量 | 2ヶ月分(120g) |
特典 | なし |
おすすめ度 | 保湿で使うのはあり |
満足度 | 8点/10点 |
ユースキンAを実際に使ってみた!使用感や効果まとめ
今回、購入したユースキンAは120gのものです。
ユースキンAには、サイズが色々とあります。
- 30g
- 60g
- 70g
- 120g
- 260g
お試しで使いたい人は小さいサイズを買って見ると良いです。
ユースキンAの30gは300円くらいで買えます。(Amazon参考)
効能:ひび、あかぎれ、しもやけ
ユースキンAは手足の肌荒れ対策として作られた保湿クリームです。
水仕事や乾燥肌の人の強い味方と言ったところでしょうか。
指定医薬部外品なので、医薬品と同じ有効成分が書かれています。
- 指定医薬部外品とは?
- 医薬品から医薬部外品になったものを指します。医薬品ですが、安全性が高いことから変わりました。
有効成分は、
- ビタミンE酢酸エステル
- グリチルレチン酸
- dl-カンフル
- グリセリン
主に”抗酸化作用や抗炎症作用、保湿作用”がある成分です。
これだけを見れば、ニキビ対策としても使えます。
顔につけるのであれば、1日2回の洗顔後にユースキンAを顔になじませてください。
ユースキンAだけでも十分に保湿をすることはできるので、ユースキンA以外は使わなくOKです。
というより、保湿をできるだけシンプルにしたいので、肌の負担を最小限にする意味でもひとつで保湿してください。
ユースキンAのテクスチャーです。
色は黄色で、香りはスーッとする匂いがします。
ただ、スーッとする匂いが強いわけではないですし、僕はほとんど気になりませんでした。
ちなみに色が黄色なのは”ビタミンB2”を配合しているからです。
ユースキンでは、創業当時からこの色でビタミンを配合することにこだわりを持っているみたいです。
また、このスーッとする香りの正体はdl-カンフル(有効成分)の匂いみたいです。
この匂いの好みは好き嫌い分かれると思いますが、匂いはすぐに消えるので使えないということはありません。
テクスチャーは見た目よりも柔らかく、伸びが良かったです。
顔につける量も様子を見て、”少ない量から始めると良い”でしょう。
ただ、テクスチャーをつけると、油分量が多いのかテカテカします。
しかも、普通の化粧品とは違って、そこそこ長い間テカるのでつけすぎには注意してください。
つけてからは乾燥することも無かったので、保湿力には満足しています。
やはり、元々医薬品なだけあって、保湿力はかなり高いです。
ユースキンAの良かった点
1.有効成分が充実している
有効成分が充実しているのは、指定医薬部外品のメリットです。
- ビタミンE酢酸エステル
- グリチルレチン酸
- dl-カンフル
- グリセリン
これらの成分はすべてニキビに適した成分です。
”抗酸化作用や抗炎症作用、保湿作用もニキビ予防に使える働き”になります。
ただ、これでニキビを治せるわけではないので、注意してください。
あくまで”ニキビ予防”として適していると考えています。
指定医薬部外品なので勘違いされるかもしれませんが、”ユースキンAはニキビを治すと認められているわけではない”です。
保湿クリームとして使うならありってことなので、過度な期待はしないようにお願いします。
2.保湿力が高い
ユースキンAは”保湿してから1日保つことができる保湿力が強み”です。
このデータだけを見ると、6時間経っても高い高周波伝導度を保っています。
高周波伝導度測定とは、表皮の保湿状態を測定するものです。
この数値を見ると、6時間経ってもうるおいが保たれているということはわかります。
実際、使ってみても保湿してから次の洗顔をするまでで乾燥を感じることはありませんでした。
冬場の乾燥や水仕事を想定して作られているので、保湿力はかなり高いと思います。
乾燥肌の方でも満足して使える商品です。
3.手軽で安く手に入る
ユースキンAの最大のメリットとも言えるものが”手軽で安く手に入れることができる”という点です。
120gで1000円(Amazon参考)くらいの価格になっています。
僕がレビューしてきた保湿ジェルは60gで5000円とかが多くありました。
それと比べると、ユースキンAはすごい良心的な価格に見えます。
実際、120gもあれば、2ヶ月以上はもちます。
つまり、1ヶ月500円ほどということですが、コスパはかなり良いことがわかります。
デメリットと残念だった点
1.トリエタノールアミンの不安
トリエタノールアミンは、発がん性があると一部の人に騒がれている成分です。
その成分をユースキンAは配合しています。
有効成分(1g中)●ビタミンE酢酸エステル:2mgグリチルレチン酸:2mgdl-カンフル:8mgグリセリン:0.4g
その他の成分:ビタミンB2、ポリソルベート80、自己乳化型ステアリン酸グリセリン、ステアリン酸、ハードファット、トリエタノールアミン、エデト酸Na、ミリスチン酸イソプロピル、パラベン、ステアリルアルコール、ヒアルロン酸Na、ビタミンC
トリエタノールアミンはpH調整剤の一種で、ラットの実験では発がん性の疑いが出ています。
しかし、IARCという世界的ながんの研究機関はグループ3(ヒトに対する発がん性を分類できない)としています。
このことから、”人体の影響は無い”と考えられます。
不安な人は使わない方が良いかもしれませんが、僕は使っていても何の問題も出ていません。
2.ステアリルアルコールがアレルギーの人は注意したい
ステアリルアルコールとは、油剤の一種です。
比較的安全で皮膚刺激も少ない成分ですが、旧指定表示成分に分類されていました。
刺激が少ない成分ではあるのですが、一部の人はアレルギーを引き起こしています。
なので、使ってみて”赤み”や”かぶれ”が出たときは皮膚科へ相談に行ってください。
アレルギーが無ければ安全に使える成分です。
3.付けたときの肌馴染みが悪い
保湿力の高さは優秀ですが、油分が多いクリームです。
テカテカが続きますし、肌になじませたときのテカリが気になります。
顔につけすぎると、すぐに家から出れなくなるのがツライです。
なので、”付けるときは少量を伸ばす感じでつけた方が良い”と思います。
ユースキンAを辛口評価!
点数 | 一言コメント | |
---|---|---|
ニキビ予防 | 8点 | ニキビに役立つ成分が入っていますが、ニキビへの効果が認められているわけでは無いです。 |
保湿 | 10点 | 高い保湿力を持った保湿クリームです! |
安全度 | 7点 | 少し不安な部分があるので、減点です。 |
サポートの充実度 | 0点 | 特になし |
独自性 | 10点 | 50年以上続く歴史ある保湿クリームです! |

ニキビ予防もできる優秀な保湿クリームです!
ユースキンAは”手足の肌荒れ対策として作られた保湿クリーム”です。
ただ、その成分はニキビ対策としても通じる部分があって、ニキビケアのための保湿に使える保湿クリームだと思っています。
有効成分は抗炎症作用や抗酸化作用、保湿作用があります。
ただ”保湿をするだけではなく、赤ニキビに期待できるのは大きいメリット”です。
しかし、”全成分の中にやや不安な成分があるのとテカリ”が気になりました。
それを除けば、乾燥する時期でも十分使うことができる保湿クリームです。
秋冬の乾燥しやすい時期に適した保湿クリームなので、試してみてはいかがでしょうか?