Aレットジェル

 

トレチノインはターンオーバーを促進することで、色々な肌トラブルに対応できる薬です。

特にこの薬は個人輸入で安く手に入るので、お金をかけずにニキビ跡やシミを治したいという方に人気を集めています。

 

しかし、トレチノイン治療について解説しているサイトを見ていると、少し違った考え方のサイトが見られました。

今回はニキビに対するトレチノイン治療についてまとめていきます。

 

トレチノイン治療に対する考え方

トレチノインは”表皮の角化細胞の増殖を促進する働き””ターンオーバーを促進させる働きがある”薬です。

ニキビに対しては、主に以下の2つの効果が見られます。

 


 

  • 角栓の除去
  • 皮脂分泌の抑制

 


 

比較的強力な薬で、”欧州のガイドラインでは軽症から中等症の赤ニキビ・黄ニキビに対して第二選択肢”となっています。

他にもシミやニキビ跡に対して、高い効果が見られます。

特にトレチノインはメラニン色素の排出を促進しますし、ハイドロキノンと併用することで、色素沈着に高い効果を発揮します。

 

  1. ニキビ跡赤み
  2. ニキビ跡

(参考:ニキビ跡の治し方講座!トレチノインでニキビ跡を消す!

 

実際にニキビ跡に対してトレチノイン治療を行った経験があるので、間違いありません。

しかし、他サイトを見ていて違和感があるのは”ニキビの治療に対してもハイドロキノンを併用している”という点です。

 

ニキビ治療でハイドロキノンを使ってはいけない理由

ニキビ跡(色素沈着)に対して、ハイドロキノンを併用する理由は”ニキビ跡の原因になっているメラニン色素を還元する働き””トレチノインの炎症による新しい色素沈着を予防する”ためです。

ニキビ跡やシミに限って言えば、ハイドロキノンの働きはトレチノインのデメリットを補いつつ、より高い効果を見込めます。

しかし、ニキビに対しては炎症を悪化させるリスクがあります。

 

「ハイドロキノン」は、ニキビ跡の色素沈着に悩む人のなかでも、ニキビがおさまり、ニキビ跡のみの方にとても有効的です。ニキビが繰り返されていてる方には向きません。ハイドロキノンが炎症を悪化させて、色素沈着を悪化させることがあるためです。

(引用元:【ニキビ跡の薬】ハイドロキノンを皮膚科医がわかりやすく解説

 

またトレチノインによるニキビ治療について調べていても、ハイドロキノンの併用は見られませんでした。

 

にきび治療の基本プロトコール

医師の指示により、1日2回朝と夜、もしくは1日1回夜に、使用する。

1.洗顔する。良く泡立てて、ごしごしこすらないようにしましょう。
2.化粧水 刺激の少ないもの。適度な保水成分を含むもの。
3.ビタミンCローション 高濃度のもの。広く使用します。
4.トレチノインを患部に薄く塗布する。しみの治療と異なり、広くうすく使用します。目や口の近くは避けましょう。
5.医師の指示がある場合は、患部にAHA(フルーツ酸)ジェルなどを塗布する。
6.朝は必ず日焼け止めクリームを使用する。
化粧は行なってもかまわない。
夜はナイトクリームなどを使用してもよい。
7.医師の指示により必要に応じて、ビタミン剤、抗生物質や抗アンドロゲン剤などの内服・外用を並行して行なう。

(引用元:トレチノインによるにきび治療

 

欧州のガイドラインを見ていても、トレチノインとハイドロキノンの併用ではなく、”トレチノインと抗菌薬の併用が推奨”されています。

他にも、色々な美容皮膚科を見ましたが、ニキビ治療でハイドロキノンを使っているところは見られませんでした。

 

トレチノインはニキビに対して効果が見込めるのは間違いありませんが、治療中にハイドロキノンを併用するのはオススメしません。

さらに言ってしまえば、欧州のガイドラインでは軽症や中等症のニキビに対してはトレチノインよりもディフェリンゲルを推奨しています。

 

個人的には、ニキビ治療よりもニキビ跡やシミに対して使う塗り薬という印象です。

ニキビにも使えなくはないですが、”他に良い薬が揃っている”のと”効果に対して副作用が大きい”ので、ニキビに優先して使う薬ではないと考えています。

 

【重症編】ニキビの治し方講座!皮膚科へ行っても治らなかった人向け

 

まとめ

トレチノインはニキビ・ニキビ跡ともに有効に使える薬です。

しかし最近では、ニキビ治療に使える薬が増えてきたのと効果に対して副作用が大きいので、ニキビには優先して使う薬ではないと思っています。

 

ニキビ跡に対しては日本皮膚科学会が推奨されている薬がないので、トレチノインとハイドロキノンを併用した治療は強力です。

美白化粧水やサプリを使うなら、この治療を行う方が間違いなくいいでしょう。

 

美容皮膚科へ行けば、トレチノイン治療が受けられるのでオススメです。

ただ保健は適用されないので、そこは注意してください。

 

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