豆乳

 

「豆乳は肌荒れの原因になりますか?」

「大豆イソフラボンでニキビを治せるって本当?」

 

今回は豆乳とニキビの関係について解説していきます!

豆乳について調べてみると、豆乳が肌荒れの原因になるという意見やニキビに良いという意見など賛否両論あります。

 

人によってはニキビのために豆乳を買っているという人もいるでしょう。

しかし、ニキビと豆乳について漠然としていては飲む意味もないので、きちんと調べてみました。

 

すると、”想像以上に豆乳は肌に良いことがわかった”ので、解説していきます!

ニキビと豆乳について気になっている方は参考にしてみてください!

 

豆乳(大豆イソフラボン)とニキビの関係は報告されていない

”ニキビと豆乳についての研究を探してみましたが、見つけられませんでした。”

ニキビと食べ物については色々な調査がされていて、大豆イソフラボンならあると思ったのですがなかったです。

 

研究がされていないということは、豆乳がニキビの効果や原因に関係していると感じている人が少ないということでしょう。

しかし、豆乳がもつ大豆イソフラボンは女性ホルモンと似た働きがあったり、抗酸化作用があったりと色々な効果をもっています。

 

そんな”豆乳がニキビと全く関係がないというのは、少し無理がある”でしょう。

そこで、豆乳がニキビに対して理論上は効果があるというものを紹介していきます!

あくまで理論上の話なので、実際にどれほどの効果があるのかは不明です。

 

豆乳がもつ理論的なニキビ・ニキビ跡への3つの効果

豆乳がもつニキビとニキビ跡への効果は3つあります。

 


 

  • 活性酸素の中和
  • 過酸化脂質の発生を抑制
  • メラニン色素の生成を抑制

 


 

それでは、それぞれ解説していきます!

 

1.活性酸素の中和による炎症の抑制

ニキビが赤く炎症するメカニズムは複数あります。

その中でも、”古典的な流れが白血球の好中球が原因になっているパターン”です。

白血球

好中球の主な役割は細菌の殺菌をおこなうことで、この場合はアクネ菌を殺菌します。

しかし、”好中球は同時に活性酸素を作り出してしまう”のです。

 

この活性酸素が原因で、毛穴を破壊しニキビの炎症が強くなってしまいます。

”大豆イソフラボンに含まれるゲニステインは活性酸素を中和する働き”があります。

 

これは大豆イソフラボンがもつ抗酸化作用の仕組みです。

またある動物実験では、”イソフラボンの長期摂取によって性別・年齢に関係なく生体内の抗酸化システムが強化される”ことが示されました。

 

イソフラボンの長期摂取では、雌雄、加齢に関係なく生体内抗酸化システムは強化され、脂質代謝調節作用は雄よりも雌の方が効果的である可能性が予想された。その原因として、摂取したイソフラボン代謝産物の生体内滞留時間が関係しているものと思われる。

引用元:大豆イソフラボン-アグリコン摂取による脂質代謝調節および抗酸化機能の追究:性別による調節作用の違い

 

豆乳を長く飲み続けることで、ニキビの炎症抑制や老化防止につながると考えられます。

 

2.過酸化脂質の発生を抑制してニキビを予防

”皮脂の中の約12%がスクアレンという不飽和脂肪酸”です。

 

皮脂

 

このスクアレンが酸化してしまうと、過酸化脂質になってしまいます。

ある研究によると、”過酸化脂質になったスクアレンが角化異常を引き起こしたり、皮脂腺の増殖促進をしたりすると報告”されています。

 

the treatment of ear skin with squalene peroxidation by-products caused marked hyperplasia and hyperkeratosis of the epithelium in follicular infundibulum, and increased the proliferation of the sebaceous glands.

訳:スクワレン過酸化副産物による耳の皮膚の処置は、濾胞嚢内の上皮の顕著な過形成および角質増殖を引き起こし、皮脂腺の増殖を増加させた。

引用元:Lipid Mediators in Acne

 

これらからわかるように、過酸化脂質がニキビの原因になることがわかります。

しかし、”大豆イソフラボンに含まれるゲニステインは過酸化脂質の発生を抑制する”とわかっています。

 

よって、豆乳を飲むことでニキビの原因そのものを抑制することができるわけです。

しかも、過酸化脂質をつくるのは活性酸素なので、それも抑制しているゲニステインはニキビ予防としてとても役立っています。

 

3.メラニン色素の生成を抑制して、色素沈着を予防

常磐医薬品の研究によって、”大豆イソフラボンがメラニン色素の生成を抑制する”ことがわかりました。

 

大豆イソフラボン類のゲニステインには、DCTを抑制するというメカニズムで優れた美白作用を有する効果のあることが示されました。

引用元:大豆イソフラボンが、メラニン生成に関わる酵素「DCT」を抑制し、美白に有効であることを明らかにしました

 

ゲニステインが大活躍ですが、今回はニキビではなく色素沈着の予防です。

ゲニステインが色素沈着を抑制できるメカニズムは少し専門的になってしまいますが、できるだけわかりやすく説明していきます!

 

まず大前提としてメラニン色素を作っているのは、”メラノサイト”と呼ばれる色素細胞です。

そして、メラノサイトの中ではチロシンというアミノ酸が変化して、メラニン色素が作られています。

 

メラノサイト

 

この過程で関わっているのが”DCT(ドーパクロムトートメラーゼ)”というわけです。

よくある美白成分はチロシナーゼを抑制する成分なのですが、ゲニステインはDCTなので組み合わせると高い効果が期待できます。

”理論上は豆乳を飲むことで、ニキビとニキビ跡の予防をおこなえる”のです。

 

ニキビへの効果を考えたときの正しい飲み方と摂取量

ここまで解説してきましたが、”効果を与えているのは豆乳に含まれる大豆イソフラボン(ゲニステイン)”でした。

内閣府食品安全委員会によれば、大豆イソフラボンの安全な”1日の目安摂取量は70~75mg”としています。

 

大豆イソフラボンの摂取量

参照元:大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A

 

その内訳は、”食品から40~45mgと特定保健用食品から30mg”です。

大豆イソフラボンを摂取すればいいわけなので、豆乳に縛られず摂取できる方法を紹介していきます!(トクホの豆乳もあり)

 

食品から摂る場合

大豆イソフラボンを多く含む食品を紹介していきます。

 

平均含有量(各100g中)
豆腐 20.3mg
豆乳 24.8mg
大豆 140.4mg
煮た大豆 72.1mg
納豆 73.5mg
味噌 49.7mg

参考:大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A

 

それぞれ100g中の食品に含まれる大豆イソフラボンの量です。

こうしてみると、大豆イソフラボンの推奨量は簡単に超えてしまいます。

 

ちなみに目安ですが、豆腐1丁が350gで、納豆は45g程度です。

つまり、”豆腐1丁を食べられれば、1日分の大豆イソフラボンが摂取”できます。

これなら大豆イソフラボンのサプリを買ったり、意識したりする必要はないでしょう。

 

トクホ(特定保健用食品)の豆乳から摂る場合

豆乳にも色々ありますが、特定保健用食品に指定された豆乳があります。

 

【マルサン国産大豆の調製豆乳】

マルサン国産大豆の調整豆乳

価格 79円(Amazon参考)
内容量 200ml
大豆イソフラボン量 27mg

 

【キッコーマンの特濃調製豆乳】

キッコーマン豆乳

価格 77円(Amazon参考)
内容量 200ml
大豆イソフラボン量 28mg

 

どちらもおよそ27,8mg程度の大豆イソフラボンを摂取できます。

特定保健用食品からは30mgの大豆イソフラボンを摂取すればいいので、”だいたい豆乳200mlを1日1本”で足ります。

 

まとめ

ニキビと豆乳は研究されていませんが、”理論的にはニキビ予防につながる可能性があります。”

特に大豆イソフラボンの抗酸化作用はとても優れているので、豆乳を飲むメリットは充分でしょう。

 

ただし”豆乳を飲めばニキビが治るというわけではないので、注意”してください。

しかし、調べてみると大豆イソフラボンがここまで優れた成分だとは驚きでした。

ニキビと豆乳について気になっていた方は参考にしてみてください!