トレチノインとハイドロキノン

 

今回は、色素沈着を治す方法について紹介していきます。

 

ニキビ跡を治療してから少しニキビができることはありましたが、ほぼ治ったと言って良いくらいにはなりました。

 

色素沈着

 

しかし、頬にあるニキビ跡は治っていないままになっています。

そこで、色素沈着を治すための方法をトレチノインとハイドロキノンにしました。

 

だいぶ前にやろうと思っていたのですが、夏にやるのは嫌だなと思って、冬が来るのを待っていました。

今回は、トレチノイン&ハイドロキノン治療で色素沈着が治るメカニズムと使い方をまとめていきます。

 

関連記事:シミのニキビ跡に悩む人必見!色素沈着の原因と消す方法まとめ!

 

色素沈着はキレイごとでは治らない

化粧水

 

色素沈着を化粧水で治そうとしている人が多くいます。

さらに、ネットで「化粧水を使えば色素沈着が治る」と書いている人も見かけます。

 

これはすべて間違いなので、勘違いして化粧品を買わないようにしてください。

化粧品は、ニキビの『予防』やニキビ跡の『予防』として重要な役割をもちます。

 

ただし、色素沈着を消すことはできません。

これはニキビもそうですし、ニキビ跡も同じです。

ニキビ跡用と呼ばれる化粧水や美容液が販売されていますが、これらも色素沈着を消すことはできません。

 

 

色素沈着を消すためには、”強力な効果をもった医薬品の力が必要”です。

そのほかにも、専門の器具を使って消すこともできます。

 

今回、紹介するのはトレチノインとハイドロキノンを使った治療法ですが、デメリットが無いわけではありません。

もし、トレチノイン治療を行うのであれば、必ず治療薬の使い方と副作用について理解してから行いましょう。

 

色素沈着ができる仕組み

色素沈着

 

色素沈着ができるのは、”メラニン色素が皮膚に沈着してしまう”のが原因です。

このメラニン色素というのが画像にある黒っぽいやつのことです。

 

「シミ=嫌なもの」というイメージがあるとは思いますが、”シミは紫外線から皮膚を守る役割”があります。

メラニン色素自体は悪いものではありません。

 

色素沈着

 

メラニン色素はターンオーバーによって、排出されます。

しかし、過剰に分泌されたメラニン色素は排出しきれず、残って色素沈着になってしまいます。

 

シミのメカニズム

 

皮膚は紫外線を浴びると、”ケラチノサイト”という物質が反応します。

すると、”プラスミン(メラノサイト活性因子)”が刺激を受けたことを”メラノサイト”に伝えます。(情報を伝達する係)

 

メラノサイト

 

連絡を受けたメラノサイトがもっている”チロシン”という物質を変化させて、”メラニン”になります。

そして、メラニンがケラチノサイトに溜まっていくのですが、増えすぎると排出できずに色素沈着として残ってしまいます。

 

関連記事:シミのニキビ跡に悩む人必見!色素沈着の原因と消す方法まとめ!

 

美白コンビが色素沈着に効くメカニズム

トレチノインとハイドロキノン

 

トレチノインとハイドロキノンが色素沈着に効くメカニズムを解説します。

まずは色素沈着ができる仕組みから説明します。

その方がわかりやすそうだったので、順番にいきます。

 

トレチノインの効果

トレチノイン

 

トレチノインは、ターンオーバーを促進させる効果があります。

一般的にターンオーバーは約28日間の周期で繰り返されています。

 

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この”ターンオーバーを早めることで、深くにあるメラニン色素を徐々に持ち上げて排出させていく”のです。

つまり、長年残っているシミや色素沈着でも治していくことができます。

 

実際、シミ消しとしてトレチノインを使っている人は多くいます。

”効果は高いですが、副作用が強い”です。

 

皮膚はベリベリめくれますし、乾燥やヒリヒリとした痛みが出てきます。

バリア機能も低下するので、シミができやすい状態になるのも間違いないです。(そのためにハイドロキノンを併用する)

 

ある意味、諸刃の剣みたいなところがあります。

効果が高いことは間違いないですが、失敗してしまうと今よりもシミが増えてしまうことが考えられます。

トレチノインを使うときは使い方や副作用について理解した上で使ってください。

 

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ハイドロキノンの効果

ハイドロキノン

 

ハイドロキノンは”肌の漂白剤と呼ばれている成分”です。

一般的な美白成分はメラニン色素の生成を抑制する力しかありません。

 

美白化粧品がシミに効果が無いのは”シミの予防が目的だから”です。

しかし、ハイドロキノンは強力な美白効果をもっています。

 

先ほど説明したメラニン色素を作り出すメラノサイトを減らす働きがあります。

つまり、”トレチノインを使い色素沈着を排出して、トレチノインのデメリットを補う形でハイドロキノンを使います。”

 

トレチノインのデメリットはバリア機能が低くなるため、シミができやすくなることでした。

そこで、ハイドロキノンがメラノサイトを減らしてシミができないようにします。

 

この”2つの治療薬は相性が良いので、シミ取りをするときに併用されることが多い”です。

ちなみにハイドロキノンにも漂白作用があって、色素沈着を漂白する力があります。

 

単体で使っても効果が無いわけでは無いですが、トレチノインと併用したときの効果が高いため、2つ使っていきます。

では、トレチノインとハイドロキノンを使った治療方法を紹介します。

 

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トレチノインとハイドロキノン治療のやり方

 

トレチノインとハイドロキノン

 

トレチノインとハイドロキノンを使った治療方法は1クール2ヶ月を目安にします。

この1クールは、”漂白期間””鎮静期間”の2つに分かれています。

 

漂白期間

漂白期間は1ヶ月で、トレチノインとハイドロキノンを塗っていきます。

トレチノインは1日1回で夜に塗り、ハイドロキノンは1日2回で朝と夜にぬります。

 

この期間は”トレチノインを使って、ターンオーバーを促進させて色素沈着を治す期間”です。

 

副作用で皮がむけて、乾燥やかゆみを覚える期間ですが、ここを抜ければ楽になります。

この時期に使うものは

 


  • 洗顔
  • 保湿剤
  • トレチノイン
  • ハイドロキノン
  • 日焼け止め

 

”ハイドロキノンの効果で紫外線から肌を守る力が低くなるので、日焼け止めは必須”です。

これを忘れてしまうと、皮膚がんにつながる恐れもあるので注意してください。

 

鎮静期間

鎮静期間は、トレチノインによる効果で起きた炎症やバリア機能を戻す期間です。

これも1ヶ月間続けます。

この期間に使うものは、以下の4つです。

 


  • 洗顔
  • 保湿剤
  • ハイドロキノン
  • 日焼け止め

 

トレチノインは使わないで治療を行います。

そして、この1ヶ月が終われば、1クールは終了です。

 

この1クールで完全に治る人もいれば、まだ薄く残る人もいます。

もし、2クール目をするのであれば、1ヶ月以上期間をあけて行いましょう。