色素沈着

 

「ニキビができていたところにシミができてる・・・・・・」

「美白化粧品を使ってみたけど、色素沈着が全然消えない」

 

”色素沈着(しきそちんちゃく)”は、ニキビ跡(シミ)の一種です。

自然と消えることもありますが、ニキビと比べると治りづらいです。

 

特に保険が適用される治療が1つしかなく、推奨されている治療はありません。

理想は色素沈着を作らないことですが、”できてしまったら保険適用外の治療をおこないます。”

 

私も色素沈着ができたことがありますが、保険適用外の治療で改善しました。

色素沈着に悩んでいる人は参考にしてみてください!

 

色素沈着とは?どういうのが色素沈着なの?

炎症後色素沈着

 

上記のような”茶色のニキビ跡を色素沈着”と言います。

赤みのニキビ跡(紅斑)と間違えている人も多いので、赤みのニキビ跡もはっておきます。

 

炎症後紅斑

 

参考記事:赤みのニキビ跡の原因と消す方法!治りづらいニキビ跡に!

 

見比べれば色が違うので、見分けるのは簡単です。

ただ色素沈着はシミの一種で、シミには色々な種類があります。

 

しかもシミによって適切な治療方法が変わるので、”専門的な治療をするときは一度美容皮膚科で見てもらうのが間違いない”です。

個人輸入などを利用して自分で治療をおこなうことは可能ですが、きちんと見極めなければさらに悪化する恐れもあります。

 

色素沈着ができるメカニズムを解説!原因は何?

炎症後色素沈着は、”メラニン色素が細胞に沈着することで起きるニキビ跡”です。

 

色素沈着のメカニズム

 

ある研究」では”ニキビの炎症によって、メラノサイトの増殖やメラニンが作り出されるのを促進していると報告”されています。

こう見るとメラニン色素が悪く見えますが、本来は紫外線や炎症から肌を守る役割の色素です。

 

色素沈着

普通であればターンオーバーとともに排出されるのですが、”まれに排出しきれずに細胞に沈着してしまう”場合があります。

それが色素沈着なのですが、これを治そうと思うと紫外線に弱い肌になってしまうので注意しなければなりません。

 

色素沈着を消す4つのポイント!

色素沈着を治す方法としては、4つの方法があります。

 


 

  • ビタミンC内服
  • トレチノイン&ハイドロキノン治療
  • ケミカルピーリング
  • 光線治療

 


 

一つひとつ解説していきます!

 

1.ビタミンC内服

ビタミン薬

 

色素沈着の治療方法の中で、唯一”保険適用内の治療”です。

ビタミンCの錠剤を飲むと、メラニン色素を作るのに必要なチロシナーゼを阻害したり、活性酸素を抑制したりする働きがあります。

 

ただ保険適用内といっても、日本皮膚科学会が推奨している治療方法ではありません。

アスコルビン酸(ビタミンC)と色素沈着については色々な研究がおこなわれていますが、”まだ有効性は確立されていない”ようです。

 

ニキビに対しても、処方はしてもいいが推奨はしないという評価になっています。

普通皮膚科へ行けば処方されるかもしれませんが、効果が高い治療ではないでしょう。

 

2.トレチノイン&ハイドロキノン治療

トレチノインとハイドロキノン

 

家で色素沈着を治したいなら、”トレチノイン&ハイドロキノンを使った治療方法もおすすめ”です。

化粧品ではなく医薬品なので、効果はこっちの方が間違いなく高いです。

 

  1. 色素沈着
  2. ニキビ跡

 

この治療は実際に私もおこなっていて、色素沈着が改善しました。

トレチノインとは、ビタミンA誘導体のことでターンオーバーを促進させます。

 

肌の生まれ変わりが早くなるので皮がめくれてきますが、それと一緒にメラニン色素も排出されます。

結果として色素沈着が改善していくのです。

 

ハイドロキノン

 

ただし、トレチノインの影響で色素沈着が濃くなる恐れがあるので、ハイドロキノンも併用します。

詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。

 

参考記事:色素沈着を治す方法!トレチノインとハイドロキノンが効くメカニズム

 

3.ケミカルピーリング

ピーリング

 

トレチノインと同じ考え方で、ケミカルピーリングも有効です。

ピーリングとは、和訳すると”剥がす”という意味です。

 

古くなった皮膚の表面をはがすことで、新しい肌に生まれ変わらせます。

そして、その過程でメラニン色素を排出させます。

ケミカルピーリングガイドライン」では、”色素沈着に対してはC2という評価”です。

 

炎症後色素沈着は、急性あるいは慢性の皮膚における炎症過程に続いて生じる。表皮におけるメラニン貯留は、炎症によるメラニン生成の亢進状態が正常化すると、徐々に自然消退していく。しかしながら、早期に色素沈着の改善を期待したい場合には、美白剤に加え、ケミカルピーリングを施行することにより色素斑を薄くすることが期待できる。

引用元:ケミカルピーリングガイドライン

 

保険が適用されないのがデメリットではありますが、ニキビ治療にも有効です。

”色素沈着だけではなくニキビにも悩んでいるのであれば、ケミカルピーリングをオススメ”します。

 

ニキビ跡にケミカルピーリングが危険!?色素沈着にオススメの治療法

 

4.IPL

色素沈着の治療に光治療がおこなわれることもあります。

一般的には色素沈着に強いレーザーを当てると、メラノサイトが活発になり逆に濃くなります。

 

しかし、”IPLという治療はメラノサイトを反応させずに、色素沈着を改善”させます。

他にもコラーゲンの生成やターンオーバーの促進などの働きがあるため、美容効果が高いです。

 

ただ保険適用外の治療なので、”料金は1回あたり2,3万円”します。

お金に余裕のある方はぜひ検討してみてください。

 

色素沈着を増やさないための予防方法

1.紫外線対策

色素沈着

 

紫外線を浴びることでメラニン色素が生成されるので、紫外線対策をして最小限に抑えましょう。

紫外線対策に関しては環境省が説明しています。

 

①紫外線の強い時間帯を避ける。
②日陰を利用する。
③日傘を使う、帽子をかぶる。
④衣服で覆う。
⑤サングラスをかける。
⑥日焼け止めを上手に使う。

引用元:環境省-紫外線保健マニュアル

 

日焼け止めの選び方については、以下の4つがポイントです。

 


 

  • 紫外線散乱剤かノンケミカル
  • SPF20~30、PA++~+++
  • ウォータプルーフ
  • ノンコメドジェニックテスト済み

 


 

オススメの日焼け止めについては「【2018年】ニキビ肌にオススメの日焼け止めランキング!状況別に紹介!」を参考にしてみてください!

また飲む日焼け止めがよく売られていますが、あのサプリに紫外線を防御する効果はほとんどありません。

 

”飲む日焼け止めをSPFに換算すると、1ちょっとほどしかない”です。

飲んでも全く効果はないので、注意してください。

 

2.美白化粧品を利用する

色素沈着を予防するなら、”美白化粧品を利用するのが良い”です。

美白化粧品の有効成分として配合されている成分は厚生労働省に認められています。

 


 

  • ビタミンC誘導体
  • プラセンタエキス
  • アルブチン
  • トラネキサム酸
  • コウジ酸

 


 

まだまだありますが、これらは”メラニン色素の生成を抑制する”成分です。

ただ注意したいのはあくまで「予防」であって、今ある色素沈着を消すことはできません。

 

色素沈着を消したくて、美白化粧品を検討している方は購入しない方が良いです。

本当に化粧品で消せるなら、医薬品に指定されています。

 

3.ニキビケアを徹底しておこなう

色素沈着の原因でもあるニキビを予防していきましょう。

そもそもの原因である”ニキビを治してしまえば、色素沈着の予防にもなる”わけです。

 

ニキビを治すときは「【完全保存版】初心者必見!3ヶ月で治す科学的なニキビの治し方まとめ!」を参考にしてみてください。

ニキビ治療は”3ヶ月程度”かかりますが、間違った治し方ではいつまで経っても治すことはできません。

色素沈着の予防のためにもニキビを治し、予防していくのが理想的です。

 

まとめ

”色素沈着を治したいのであれば、それ相応の時間とお金をかける必要があります。”

自然と消えることはありますが、個人的にはあまり期待しない方が良いと考えています。

 

僕は5年以上前から色素沈着がありますが、少し薄くなっただけで完全に消えることはありませんでした。

つまり、色素沈着を治すためには正しく治療をしていく必要があるわけです。

放置して消えることを期待せずに、積極的に治していくことをおすすめします。