「ニキビにはどんな施術が行われるの?」
「オススメの施術ってありますか?」
今回はニキビに悩む人に使われている施術について紹介していきます。
ニキビには薬以外にも機械を使った治療法があります。
高い効果がある反面、保険が効かず費用が高くなったり、一時的な効果だったりします。
今回はそんなニキビに使われている施術についてまとめていきます。
施術によっては保険が適用されるものもあるので、参考にしてみてください!
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングは薬品を肌に塗り、皮膚を剥がしていくことでキレイな肌にしていく治療法のことです。
シミやシワ以外にニキビにも使われていて、選択肢の1つとして推奨されています。
ケミカルピーリングには色々な薬剤が使われますが、ニキビに使われるのは主に2つです。
- グリコール酸
- サリチル酸(マクロゴール,エタノール)
この中でもグリコール酸は日本人の肌にもあっていて、多くの美容皮膚科で使われています。
ただ保険適用外の治療法なので、費用は高めです。
またニキビ跡には推奨はしないがおこなってもいい(C2)となっています。
多くの美容皮膚科ではニキビ跡にケミカルピーリングを使えるところも多いのでニキビ跡に悩んでいたらやってみる価値ありです。
ケミカルピーリングしたい人必見!ニキビ治療におけるケミカルピーリングの効果と種類まとめ
赤みのニキビ跡を治すならケミカルピーリング・イオン導入をオススメする理由
レーザー治療・光線療法
レーザー治療や光線療法は専門の機械を使って、アクネ菌の殺菌や皮脂腺を破壊する働きが期待できます。
ただどちらも日本のニキビ治療ガイドラインではC2(おこなってもよいが推奨はしない)となっています。
レーザー治療は複数の施術が必要で、保険も適用されず、効果も一時的な場合が多いです。
高い効果をもつこともありますが、一定しないので推奨はされていません。
また光線療法について書かれています。
軽症から中等症の赤ニキビには青色光療法を、中等症から重症の赤ニキビには光線力学療法をおこなってもよいが、推奨はしない(C2)※少し簡略化しています
(引用:尋常性ざ瘡治療ガイドライン2017)
推奨しない理由としては保険が適用されていなかったり、機械が入手困難だったりします。
どちらも効果がないわけではありませんが、推奨度は低めです。
皮膚科で色々な治療をした後で、試してみるといいかもしれません。
面皰圧出
面皰圧出は専用の器具を使って、ニキビに穴をあけて角栓を取り出すという治療法です。
昔からあるやり方で、選択肢の1つとして推奨されています。
施術の中で唯一保険が適用される治療法です。
自分でニキビを潰すのとは違い、専用の器具を使っているので、ニキビ跡になりにくくニキビが早く治ります。
保険が適用されるので、普通の皮膚科でも先生によってはやってもらえるでしょう。
ちなみにどのニキビにも対応できるので、今あるニキビをどうしても早く治したい人は相談してみてください。
イオン導入
イオン導入は弱い電流を流して、美容成分を配合するという治療法です。
赤ニキビにはビタミンC外用が選択肢の1つとして推奨されています。
なので、ビタミンCをイオン導入を利用して浸透させれば、より効果を発揮するというわけです。
また美容皮膚科ではケミカルピーリングとセットになっていることも多くあります。
ケミカルピーリングで肌を剥がした後でイオン導入すると、より浸透しやすくなるという考えです。
ただ保険の適用などはありませんし、ニキビに有効という根拠があるわけではないので1つの美容法として考えてください。
赤みのニキビ跡を治すならケミカルピーリング・イオン導入をオススメする理由