突然ですが、「毎日洗顔をしているのにニキビが治らない・・・」と悩んでいませんか?
または、「高級な洗顔石鹸を買ったのになんで治らないんだろう・・・」という経験は無いでしょうか?
今回は、このような悩みを抱えた人に言っておかなければならないことがあります。
結論から言ってしまうと、”洗顔ではニキビを治すことができない”ということです。
最近ではニキビ専用の洗顔料も出てきて、いかにもニキビを治せそうなものが増えてきました。
しかし、今回は、「なぜ洗顔してもニキビが治らないのか?」という説明をします。
ニキビ用の洗顔料を色々と使ってみたけど、ニキビが治らなかったという人は参考にしてみてください!
洗顔ではニキビは治らない
これは数万もする洗顔料を使っても、安い洗顔料でも同じです。
洗顔料にニキビを治す力はありません。
良くても”皮脂を取り除くニキビ予防の力”と”ニキビの炎症を鎮める力”です。
洗顔というのは「手洗い・うがい」のように病気(ニキビ)を予防するものになります。
つまり、洗顔を毎日したからと言って、ニキビが治るわけが無いのです。
ちなみに僕も同じ勘違いをしていて、3ヶ月目にしてやっと気づきました(汗
この記事でも書いていますが、洗顔に加えてニキビを治すための”治療”が必要になります。
ニキビの治し方については「3ヶ月で治すニキビの治し方まとめ!」を見ていただければ、幸いです。
ニキビの原因は複雑で特定が難しい
ニキビは洗顔では治せないと言いましたが、”洗顔は重要なスキンケア”です。
洗顔自体はムダなものではないので、そこは勘違いの無いようお願いします。
ただ、”洗顔で予防できるのは原因の一部だけ”です。
ニキビの原因を一部しか予防できていないので、他の原因からニキビはできてしまいます。
ちなみにニキビの原因と考えられるものは
- 乾燥
- ホルモンバランスの乱れ
- ストレス
- 間違ったスキンケア
- 不衛生な寝具
- 髪の毛
- 自分に合っていない化粧品
- 生活習慣
などが挙げられます。
その他にもまだあるでしょうし、この中の原因が複数当てはまっているかもしれません。
色々ある原因から何が原因かを特定するのは皮膚科医の先生でも難しいでしょう。
皮膚科に一度行った方はわかるかもしれませんが、ニキビの原因が何かなんて聞かれません。
聞いても具体的な原因が何かなんてわからないからです。
洗顔のしすぎが招く最悪の事態
洗顔してもニキビが治らないことから焦りを感じて、1日に何回も洗顔をしているという人もいます。
しかし、”1日2回以上の洗顔はおすすめしません。”
「ニキビの人は1日2回の洗顔がベストだと思う」でも書いていますが、洗顔をしすぎることがニキビの原因になっている可能性があります。
洗顔をしすぎると、肌に必要な皮脂が取り除かれてしまい、乾燥しやすくなります。
皮脂は、本来肌に必要なもので、乾燥や外部の刺激から肌を守る役割をもちます。
皮脂を放置したり、皮脂が必要以上にあるとニキビが悪化しやすくなりますが、取り除きすぎてもニキビができやすくなります。
目安は、”肌が乾燥しないくらいに洗顔すること”です。
洗顔後に乾燥を感じる場合やツッパリ感がある場合は洗顔料が間違っている可能性があります。
ニキビを治すならスキンケア+治療をすること
ニキビを治すなら、洗顔と保湿に加えてニキビの治療をする必要があります。
ニキビ治療については、「【完全保存版】初心者必見!3ヶ月で治す科学的なニキビの治し方まとめ!」や「ニキビ治療ガイドライン2016を簡単に要約してみた!」を参考にしてみてください。
ニキビ治療としてまず初めにおすすめされるのは”ディフェリンゲル”という塗り薬を使った方法です。
ディフェリンゲルは毛穴づまりを無くすことができる薬で、ニキビを根本から治療していきます。
赤ニキビがたくさんある人は抗菌剤を併用することで、さらに強力な効果を期待できます。
洗顔ばかり気にしてもニキビを治すことはできないので、ニキビが治せる治療法を考えていきましょう。