肌に触るとニキビ

 

今回は、ニキビを触ることが良いか悪いかを考察していきます。

結論から言うと、”肌に触れることはニキビの原因となり、悪化する原因”にもなります。

ただニキビができてしまうと、気になるのも無理はありません。

 

この記事ではニキビを触ると、どんな影響が出るのかを詳しく説明していきます。

また、ニキビを触らないようにするためにどのようなことをしていけば良いのかも解説します!

 

肌に触ると、ニキビの原因になるメカニズム

ニキビの原因は皮脂やアクネ菌が有名ですが、”皮膚に触れ続けることもニキビの原因になる”とわかっています。

簡単にメカニズムを説明すると、”肌を触り続けたりひっかいたりすることで、バリア機能が低下して角化異常を引き起こすことが原因”です。

 

角化異常

 

角化異常とは、肌表面の角質層が厚くなってしまうことで、毛穴が詰まりやすくなるのです。

具体的には、以下のような状況のことを言います。

 

角化異常

 

上の画像は皮膚が厚くなることで、毛穴が詰まっています。

ここから”毛穴の中に皮脂がたまり、ニキビへと発展していく”のです。

 

少し専門的な話になりますが、「毛包閉塞と角化異常:毛包はなぜつまる?-ニキビ最前線」によると、表皮細胞から分泌されるIL-1αが角化異常に関与していると説明されています。

※IL-1αとは、インターロイキン1と言ってサイトカインという物質の一種

 

バイオリニスト

 

ちなみに頬杖をつく人やバイオリニストの人は手が触れている部分にニキビが大量にできることがあります。

これは”手やバイオリンが長時間肌に触れ続けるため、角化異常を引き起こしているため”です。

 


 

  • ニキビを触る
  • ニキビを潰す
  • 頬杖をつく
  • 顔をやたらと触る

 


 

ニキビを治していくのであれば、注意しましょう!

 

ニキビの原因になる肌を触る癖やアイテムまとめ

肌に触れ続けていると、それがニキビの原因になることがわかりました。

ここでは、具体的にどのようなものがニキビの原因になるのかまとめていきます。

 

1.頬杖や手癖

頬杖

 

”頬杖をするクセやニキビを触るクセがある人は、それがニキビの原因になっている可能性があります。”

先ほども説明したように顔に触れ続けていると、角化異常を引き起こします。

これは日本皮膚科学会でも指摘されていることです。

 

にきびをさわること、潰すことは、にきびにとってよくありません。頬杖をついたり、どのくらいあるかを確かめるためにこすったり、膿を出すために押したり、つついたりするのは避けましょう。

(引用元:日本皮膚科学会

 

手癖があると自覚がある人は意識して生活してみてください。

また、それでも治らない場合は”ニキビに触った回数を記録してみる”という手段もあります。

 

ぜひ、試してみてください。

 

2.髪

前髪

 

触ることと同様に髪の毛も肌の刺激になります。

特に前髪はおでこニキビを隠すために非常に便利です。

 

日中に前髪を上げることが理想的ではありますが、ニキビを見られたくないでしょうから、「家では」髪の毛がつかないようにしてください。

”男性であれば、短髪にするのも1つの手”です。

”女性はピンで止めたり、髪を結ぶなどで肌に触れないよう”にしましょう。

 

髪の毛でニキビができる原因と予防する方法まとめ!

 

3.マスク・マフラー

マスク

 

ニキビを隠すのに必要なのは、髪の毛だけではありません。

マスクやマフラーで、ニキビを隠している人もよく見かけます。

 

特に”ニキビをマスクで隠す人は避けるのが理想的”です。

人によっては、皮膚に触れている部分からニキビができることがあります。

ただ、ニキビに悪いからと言って、すべて外してしまうのもどうかと思うので、適度に外されるのが良いでしょう。

 

ニキビの原因はマスク!?マスクとニキビについて考察

 

4.間違った洗顔や保湿

保湿

 

”ゴシゴシと強く洗顔をしていたり、パッティングで保湿をしているとニキビの原因になりかねません。”

間違ったやり方で行うスキンケアは代表的なニキビの原因なので、見直す必要があります。

 

特にスキンケアについては、自覚せずに間違ったことをしていることが多いです。

洗顔や保湿のやり方は「ニキビのスキンケア方法まとめ!洗顔から保湿のやり方まで」を参考にしてください。

 

5.髭剃り

T字カミソリ

 

男性限定ですが、”T字カミソリを使っている方は電動シェーバーを使っている人に比べて、肌への負担が大きい”です。

電動シェーバーは外刃と内刃に分かれており、実際にヒゲを剃る刃には触れないようにできています。

 

そのため、電動シェーバーを使っていると、ニキビの原因にはなりにくいです。

特にヒゲを剃ることで、顎のニキビを悪化させてしまったり、潰してしまったりすることも少なくありません。

 

この辺りは注意するしかありませんが、ニキビを剃らないようにしましょう。

もしひげそりでニキビから血が出た場合は「ニキビを潰して血が出たときの対処法!注意点やQ&Aまとめ」を参考にしてみてください。

 

6.タオル

タオル

 

洗顔後にタオルでゴシゴシ拭いていませんか?

間違ったスキンケアとしてありがちなことですが、”ゴシゴシと拭くのはニキビに悪い”です。

 

正しくはタオルに水気を含ませるようなイメージで、優しく当ててください。

拭くというよりは顔に優しくあてるイメージです。

 

ニキビを触らないようにするための4つの対策!

ニキビを触らないようにするための対策

 

 

肌に触れるものは想像以上に多くあります。

そこで、ニキビを触らないための対策を4つ説明します。

 

中にはニキビを触るクセがある人やマスクで隠すという人もいるでしょう。

当てはまる人は特に参考にしてみてください。

 

1.洗顔や保湿をシンプルにする

保湿

 

スキンケアについては間違った洗顔や保湿でも説明しました。

正しいスキンケアをした上で、”できるだけシンプルにすることも重要なポイント”です。

米国皮膚科学会でも、スキンケア製品の数を減らすよう促しています。

 

Limit the number of skin care products you use.Using too many products on your skin, especially more than one anti-aging product.tends to irritate the skin.

(訳:あなたが使用するスキンケア製品の数を制限してください。あなたの肌に多すぎる製品、特に1つ以上のアンチエイジング製品を使用していると、皮膚を刺激します。)

(引用元:Skin care on a budget

 

最近の”化粧水から美容液、保湿クリームという流れは明らかに付けすぎ”です。

色々つけていると安心できるかもしれませんが、要は”乾燥しなければ良い”わけです。

 

大多数の人は保湿にそこまで付ける必要はありません。

当サイトでは、”保湿剤を減らすことを推奨”しています。

 

これは、手が肌に触れる回数を減らすためです。

ぜひ一度、本当にここまで必要か考えてみてください。

 

化粧水選びに悩む人必見!ニキビに効く化粧水ランキング!2018年版

【2018年】ニキビに効く保湿クリームおすすめランキング!

 

2.マスクやマフラーは極力つけないようにする

マスク

 

マスクやマフラーが皮膚に触れ続けることもニキビの原因になります。

ニキビだけのことを考えると、これらはつけないのが無難です。

 

ただし、マスクは風邪やインフルエンザ予防でつける人も少なくありません。

その場合はマスクをつけた方が良いです。

 

”オススメしないのがマスクでニキビを隠す”ことです。

マスクでニキビを隠したいのは痛いほどわかりますが、ニキビができる原因を作ることになります。

 

完全に禁止というわけではありませんが、ニキビの原因になると理解した上で判断してください。

ただ、マスクをしてなきゃ周りの視線が気になって、それがストレスになるようでしたら、隠すのもありです。

この辺りは各自の感覚になるので、マスクのメリット・デメリットを理解した上で考えましょう。

 

3.面皰圧出で治療として潰す

 

ニキビを触る・潰すというのがニキビの原因になると解説してきました。

しかし、ニキビを潰す治療法があります。

 

それが”面皰圧出”です。

この面皰圧出は、毛穴に詰まっている皮脂や膿を取り除く治療法です。

保険も適用されていますし、推奨度もC1で選択肢のひとつとして推奨されています。

 

面皰、炎症性皮疹に、面皰圧出を選択肢の一つとして推奨する。

引用元:尋常性ざ瘡治療ガイドライン2017

 

ただ、プロがやるのと素人がやるのは全く別です。

プロの人はニキビに小さな穴をあけたり、消毒、専門器具などを使って行います。

 

素人の手でニキビを潰すのは皮膚が破け、ニキビ跡の原因にもなりかねません。

”雑菌やニキビ跡の心配から自分で潰すのはおすすめしません。”

もし、どうしても潰したいなら、皮膚科で面皰圧出を頼んでください。

 

4.顔の写真を取ってニキビが改善しているか見る

カメラ

 

ニキビを治すときにオススメなのが”顔の写真をとる”ことです。

ニキビが改善しているのか、それとも悪化しているのかを簡単に見分けられます。

 

特にニキビを触るクセがあるという人は、顔の写真撮影をオススメします。

なぜかと言うと、”実際に触っている部分が悪化しているのを見ると、本気で辞めようと感じるから”です。

 

言葉で言うのと実際に見るのとでは大きな差があります。

これはマスクでニキビを隠す人にも有効です。

 

1日中マスクを付けている人は、皮膚に触れている部分にニキビができやすくなっているはずです。

一度、今の自分の顔(ニキビ)の写真を撮って、様子を見ましょう。

 

まとめ

ニキビを触る・潰すはニキビを悪化させる原因になります。

”触ることで角化細胞からIL-1αが分泌されて、角化異常を起こすから”です。

 

角化異常が起こると、皮脂が詰まりやすくなるので、ニキビの原因になります。

特に頬杖をつく癖がある人は治しづらいところがあるかもしれません。

 

ただ、意識するだけでも大きく改善することが十分あります。

ニキビを潰したり触ったりすることは絶対にやめてください。