サプリメント

 

「プロリンとリジンを飲めば、脂性肌を改善できるって本当?」

「ニキビにも効果はありますか?」

 

今回はプロリンとリジンが脂性肌を改善するメカニズムを解説していきます。

結論からいって、”プロリンとリジンはインナードライの脂性肌の改善が期待できます。”

 

それにともなって、皮脂が減りニキビも改善していくということも考えられます。

しかし、全員に対して有効な方法ではありませんし、インナードライではない脂性肌の場合は効果がありません。

 

プロリンとリジンを使ったニキビケアは事前にメカニズムを理解した上でおこなうようにしましょう!

プロリンとリジンが気になっている方は参考にしてみてください!

 

インナードライが皮脂を分泌する理由

先ほども解説したように、プロリンとリジンはインナードライの脂性肌を改善することができます。

しかし、そもそも「インナードライとは何なのか?」「インナードライがなぜ皮脂を分泌するのか?」について解説します。

 

粉ふき

 

上記の画像は一般的な乾燥肌の断面図です。

バリア機能が低下して、肌内部の水分が逃げ出し、外部からの刺激に弱くなっています。

いわゆるインナードライはこれに対して、”皮脂を分泌することで防御”します。

 

皮脂の分ピル

 

ある研究では、アトピーが思春期に減少する理由は皮脂の分泌量が高まり、バリア機能が高まっているためとしている説もあります。

また肌内部の水分保持にも関わっていると考えられているので、肌の機能としては間違っていないのかもしれません。

 

しかし、”見た目は完全に脂性肌ですし、この皮脂がニキビの原因”になってきます。

ニキビの原因は複雑で色々な要因があるわけですが、その1つにインナードライによる皮脂分泌も挙げられます。

 

それなら、インナードライに対処するのが妥当ということで、「肌内部のうるおいを強くしよう!」という発想が出てきたわけです。

肌内部のうるおいとは、真皮にあるコラーゲン繊維やNMF(天然保湿因子)などのことです。

そして、それを強化するための方法として挙げられているのが”プロリンやリジン”なのです。

 

コラーゲンやヒアルロン酸を飲んでも意味がない理由

この話の途中で思った方もいるかもしれませんが、「肌のコラーゲンを増やしたいないら、コラーゲンを直接飲んだ方が良くない?」と考える人もいるかもしれません。

実際にアンチエイジングのサプリとしてコラーゲンサプリが多く販売されています。

 

発想としては悪くないのですが、実はコラーゲンを飲んでも、そのまま肌に利用されません。

この考え方は、”飲んでからどのように吸収されるかが抜けている”のです。

 

基本的にコラーゲンなどのタンパク質は胃で分解されて、アミノ酸かペプチドになります。

そして、これらは”コラーゲンの原料となるプロリンには再利用されません。”

 

しかも、”コラーゲン自体が吸収率が低く、効率の良いやり方とは言えない”のです。

しかし、この話には続きがあって、実はコラーゲンペプチドに関しては肌の水分量や弾力が上昇したという報告がされています。

詳しく説明すると趣旨からそれてしまうので省きますが、コラーゲンペプチドもエイジングケアやインナードライの解消に期待できる成分なのです。

 

プロリン・リジンが脂性肌を改善するメカニズム

プロリンとリジンはどちらもアミノ酸の一種で、この2つは肌の保湿を担っているコラーゲンの原料となります。

インナードライを解消するために肌のコラーゲンを増やしたいわけですが、コラーゲンは以下のような、らせん構造になっています。

 

コラーゲン線維

(引用元:そうだったんだ!コラーゲン!!コラーゲンが効くメカニズム解明

 

ここで元となっているコラーゲン分子を構成しているのが”プロリンやリジンなどのアミノ酸”なのです。

とは言っても、ここのプロリンやリジンには水(水酸基)が1つずつ必要になります。

これが無いと、弾力のある肌を構築することができません。

 

そこで、水酸基をくっつけるサポートをしているのが”ビタミンC”なのです。

ここまでの流れでわかるとおり、この考え方で必要となるのは以下の3つです。

 


 

  • プロリン
  • リジン
  • ビタミンC

 


 

この3つを効率的に摂取すること、”肌のコラーゲンが増えて肌の水分量や弾力が上昇”します。

肌の水分量が高まれば、皮脂を分泌する必要もなくなるので、インナードライの脂性肌が解消されます。

これがプロリンとリジンが脂性肌を改善するメカニズムです。

 

プロリンとリジンはニキビを治す?悪化させる?

プロリンとリジンが直接ニキビを治すということはありません。

しかし、富士フイルムの研究で”肌の水分量とニキビの量は相関がある”とわかっています。

 

ルナメアAC水分量

(引用元:ニキビ用化粧品ルナメアACの開発について

 

画像を見てもらうとわかりますが、”ニキビが多くある人ほど肌の水分量が低い”です。

あくまで相関なので因果関係はわかっていませんが、インナードライによってニキビができているなら説明はできます。

 

つまり、”リジンとプロリンがインナードライを解消することで、インナードライが原因でできていたニキビも改善する可能性はあります。”

ただし、インナードライでもないのにこの2つを摂取しても、ニキビが治るということはほぼないでしょう。

 

基本的にニキビを直接治療できるものではありません。

あくまでインナードライの疑いがある脂性肌の方のみにオススメです。

 

プロリンとリジンの副作用について

プロリンとリジンはどちらもアミノ酸の一種なので、”適量摂取していれば大きな副作用はありません。”

リジンについては、「学校給食用L-リジンの安全性について」という文部科学省の通達で証明されています。

 

リジン急性経口試験(LD50)の結果からの安全度は、砂糖又は食塩とほぼ同一程度で、きわめて高い安全性のものである。

(引用:文部科学省-学校給食用L-リジンの安全性について

 

またアメリカのFDA(食品医薬品庁)でも、「安全であると一般的に認められている」という分類に入れられています。

しかし、プロテイン(タンパク質)の過剰摂取による肝機能障害は有名ですし、過剰摂取は危険です。

 

プロリンとリジンの摂取量を調べてみましたが、信頼できる情報はありませんでした。

一応、タンパク質の食事摂取基準は男性で60g、女性で50gとなっています。

 

L-プロリンのサプリは1回分で1gだったので、”各サプリで決められた摂取量を守る”ようにしてください。

1日のたんぱく質摂取量の目安からみて、明らかに過剰摂取だと思われる場合は避けたほうがいいと思います。

 

オススメのプロリン・リジンのサプリまとめ

1.Now Foods

プロリンとリジン

 

サプリメントではおなじみのナウフーズから出ているプロリンとリジンのサプリです。

それぞれ別売りになっていますが、どちらも1000円前後と安く手に入ります。

 

どちらも1粒で500mgとなっていて、比較的粒も小さいので飲みやすいです。

ただ欠点は2つ購入しなければならないですし、飲む錠剤の量も増えます。

 

ナウフーズプロリンのAmazonページを見てみる

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2.ソースナチュラルズ

 

ソースナチュラルズから出ているプロリンとリジンをどちらも含むサプリメントです。

このサプリは1粒でプロリンとリジンを275mgずつ含んでいます。

 

ナウフーズと同じ量摂取するには、結局2粒摂らなければなりません。

ただビタミンCも含まれているので、インナードライを解消するには効率的です。

 

ソースナチュラルズのAmazonページを見てみる

 

3.Carlson Labs

Carlson Labs

 

Carlson Labsから出ているプロリンとリジンのサプリです。

1粒でそれぞれ500mg配合されています。

180粒で3000円となっていて、やや高めですが1粒で効率よく摂取できます。

 

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まとめ

”プロリンとリジンはインナードライによる脂性肌の改善が期待できます。”

しかし、すべての脂性肌に万能なわけではありませんし、民間療法の要素が強いです。

 

もっと言えば、ニキビを治すサプリというわけではないので、勘違いされないように注意してください。

ただ一部の脂性肌の方には効果が見られるようで、サプリを摂取してから脂性肌が改善した人もいます。

 

そういう意味では一度試してみる価値のあるサプリです。

インナードライの疑いがある人は一度試してみてはいかがでしょうか?