トレチノインとハイドロキノン

 

「ニキビ跡が酷すぎてツライ・・・」と悩んでいませんか?

 

ニキビ跡は年単位で見ると、薄くなっていくものもあります。

しかし、ニキビ跡によっては濃いまま残ってしまうものも少なくないです。

 

ニキビ跡用の化粧品なども出ていますがニキビ跡を治せるわけではなく、あくまで「予防」という形になります。

そこで、今回は僕がニキビ跡を大幅に改善させた治療を紹介します!

 

管理人管理人

紹介する治療法は強力な効果がありますが、副作用も強いです。そのため、治療はすべて自己責任で行ってください!心配な方は皮膚科医の指導のもとでやるのがオススメです!

 

トレチノインを使ったニキビ跡の症例写真

ニキビの治し方講座と同様に論より証拠ということで、症例写真をお見せします。

 

  1. ニキビ跡赤み
  2. ニキビ跡
  1. 色素沈着
  2. ニキビ跡

 

写真を見ていただけるとわかりますが、”ニキビ跡が大幅に改善”していますよね。

1クールで完全に治すことはできませんでしたが、トレチノイン治療の効果は実感できました。

 

”ここから2クール、3クールと治療を続けていけば、ほとんど見立たなくなるところまでいける”でしょう。

このようにトレチノイン治療を正しく行えば、ニキビ跡は大きく改善していきます。

 

ニキビ跡治療の全体像

トレチノイン期間

 

先ほども説明したようにニキビ跡を大きく改善させたのはトレチノイン治療のおかげです。

トレチノイン治療は大きく分けて2つの期間にわかれています。

 

それが「漂白期間」「炎症を冷ます期間」の2つです。

漂白期間ではトレチノインとハイドロキノンという2つの薬を使って治療をしていきます。

 

一方の炎症を冷ます期間ではハイドロキノンを単体で使い、トレチノインの影響である炎症を冷まします。

この2つの治療で、1クールとなっています。

 

漂白期間はだいたい1ヶ月~1ヶ月半にわたって行います。

自分でこの治療をやる場合は自分で期間を決めますが、”ニキビ跡の様子を見ながら期間を決めるのがいい”です。

 

そこからの炎症を冷ます期間は1ヶ月半~2ヶ月にわたって行います。

ちなみに2クール目はいきなり始めることができず、最低でも1ヶ月以上あけてからはじめてください。

 

ニキビ跡の治療で用意するもの

ニキビ跡の治療で必ず用意しなければならないものが3つあります。

 


  • トレチノイン
  • ハイドロキノン
  • 日焼け止め

 

この3つがトレチノイン治療に必須となるものです。

それぞれ解説していきます!

 

ニキビ跡に悩んでいるあなたに!僕のニキビ跡を改善させた塗り薬を紹介!

 

トレチノイン

トレチノイン

 

ニキビ跡の治療で主役となるトレチノインです。

トレチノインはアメリカでシミやニキビの治療に使われています。

 

トレチノインは主に”ピーリング作用と皮脂分泌の抑制、コラーゲンの生成を促進”の3つの効果があります。

この中でニキビ跡に期待できる効果はピーリング作用です。

 

トレチノインは塗り始めてから1週間~2週間ほどで皮がめくれてきます。

この強力なピーリング作用で、ニキビ跡の原因となっているメラニン色素を排出させます。

 

トレチノインの薬は大きく分けて、3つの濃度があります。

 


 

  • 0.025%
  • 0.05%
  • 0.1%

 


 

薬のブランドによっても効果が変わってきますが、”初めてやる人は0.025%からやるのが間違いない”です。

肌質によっては0.025%でも皮剥けが起きないということも十分にあります。

 

ハイドロキノン

ハイドロキノン

 

肌の漂白剤と呼ばれることがある美白成分です。

今回の治療で”トレチノインと組み合わせて使うことで、ニキビ跡が悪化するリスクを減らします。”

 

というのも、トレチノイン治療は副作用で赤く腫れていきます。

すると、”この炎症によってニキビ跡が悪化する恐れがある”のです。

 

ハイドロキノンはニキビ跡の原因を作り出すメラノサイトという細胞を減らし、メラニン色素の生成を抑制します。

ハイドロキノンの主な濃度は「2%」と「4%」の2種類です。

 

ハイドロキノンもトレチノインほどではないにしろ、副作用があります。

そのため、はじめは2%で様子を見るのがいいです。

 

日焼け止め

日焼け止め

 

トレチノイン治療では日焼け止めは必須です。

さっきはトレチノインのデメリットをハイドロキノンでカバーしました。

 

しかし、ハイドロキノンがニキビ跡を悪化させないようにしたメラニン色素には紫外線から肌を守るという役割があります。

つまりトレチノインの治療中は紫外線から肌を守ることができない状態になるということです。

 

トレチノインとハイドロキノンを使ったら、必ず日焼け止めが必要になります。

ちなみに日焼け止めは”ノンケミカルでノンコメドジェニックテスト済み、ウォータープルーフのものがオススメ”です。

 

【2018年】ニキビ肌にオススメの日焼け止めランキング!状況別に紹介!

 

ニキビ跡を治すときの5つのポイント!

ニキビ跡を治すときのポイント

 

ニキビ跡を治すときは5つのポイントがあります。

 


  • 事前にニキビ跡の写真を撮る
  • 漂白期間の治療について
  • 炎症を冷ます期間の治療について
  • 赤みと皮剥けを濃度でコントロールする
  • 日焼け止めは欠かさずにつける

 

それぞれ解説していきます!

 

1.事前にニキビ跡の写真を撮る

自撮り

 

ニキビの治療でもそうですが、治療を始める前に現状の写真を撮っておきましょう。

これは”モチベーションにもつながりますし、ニキビ跡が改善しているのか悪化しているのかを正確に知る”ことができます。

 

写真を撮ること自体は大した手間になりませんが、想像以上のメリットがあります。

スマホやデジカメどちらでも構いませんが、治療をはじめる前に撮っておいてください。

 

2.漂白期間の治療について

”トレチノインとハイドロキノンを使って、ニキビ跡を治していく期間”です。

ここでの治療は以下のような流れになります。

 


  • 洗顔
  • 保湿
  • トレチノイン
  • ハイドロキノン
  • 日焼け止め(朝のみ)

 

よく保湿と薬を塗る順番がわからなくなる人がいますが、基本的に保湿が先となると覚えておいてください!

 

トレチノインとハイドロキノンの塗る範囲

 

トレチノインの塗る範囲はニキビ跡のみで、ハイドロキノンはニキビ跡とその周りに塗ります。

トレチノインを塗った後にハイドロキノンを塗りますが、”トレチノインが乾いた後が目安”です。

 

トレチノインとハイドロキノンが混ざった薬もあることから、一緒に使っても問題はないと思います。

ただ基本的に別の薬ですので、トレチノインが乾いてからハイドロキノンを塗るようにしてください!

 

3.炎症を冷ます期間の治療について

炎症を冷ます期間は”トレチノインによる炎症を冷まし、バリア機能を回復していく期間”です。

この期間はハイドロキノンのみを使っていきます。

 


  • 洗顔
  • 保湿
  • ハイドロキノン
  • 日焼け止め

 

基本的な流れはトレチノインがないだけなので、わかりやすいと思います。

ハイドロキノンの塗る範囲も基本的には変わらず、いつも通りにやると良いです。

 

4.赤みと皮剥けを濃度でコントロールする

トレチノインは「0.025%~0.1%」まで3種類の濃度があると説明しました。

この治療では”炎症による赤みと皮剥けをコントロールすることがポイント”です。

 

というのも、肌質によってはトレチノインを付けても全く変わらない場合や付けてからすぐに赤く腫れる場合などがあります。

前者は濃度が低いせいで、後者は濃度が高いか付けすぎが原因です。

 

僕の場合は初めの1,2週間は赤く腫れるだけで、皮がめくれるほどにはなりませんでした。

そこで、0.05%から0.1%のエーレットジェルに変えて治療をしたところ、皮がしっかりとめくれて上手くいきました。

 

僕の肌には濃度が低かったようですが、これは人によって変わるので様子を見ながら調節していきましょう。

少し前にも言いましたが、トレチノインは低い濃度から初めてください。

 

トレチノインの治療で注意するべきポイント

トレチノイン治療で注意するポイント

 

トレチノインの治療で注意するべきポイントは5つあります。

 


 

  • 治療中に赤紫色になったら一旦治療はやめる
  • 5~8月にニキビ跡の治療は避ける
  • 治療中はニキビ跡に触らない・かかない
  • ニキビ跡治療はニキビ治療の後がオススメ
  • 日焼け止めはウォータープルーフ

 


 

それぞれ解説します!

 

1.治療中に赤紫色になったら一旦治療はやめる

トレチノインの治療をしていたら、一度色素沈着が濃い赤紫色になったことがありました。

”おそらくトレチノインの付けすぎか日焼け止めのつけ忘れが原因”だと思われます。

 

もし治療中にニキビ跡がいつもとは違う変な色になっていたら、一旦治療は中止してその部分には塗らないようにしましょう。

ちなみにその濃い赤紫色の色素沈着は放置していたら、元に戻っていました。

 

2.5~8月にニキビ跡の治療は避ける

トレチノイン治療は紫外線の影響を受けやすい治療と言えます。

そのため、”紫外線量の多い5~8月はリスクが高くなる”傾向があります。

 

僕が治療を初めたのは12月でしたし、秋や冬の紫外線量が少ない時期にやるのがオススメです。

仮に夏にやって日焼け止めをつけ忘れたりしたら、大変なことになるでしょう。

 

3.治療中はニキビ跡に触らない・かかない

トレチノインの治療中はバリア機能が低下しています。

そのため、そこを触ったりかいたりすると、ニキビ跡として残ることも考えられます。

 

実際、「寝ているときに無意識にかいてしまい、跡が残ってしまった」という人はいます。

ニキビもそうですが、”基本は触らない・かかないことが重要”です。

 

4.ニキビ跡治療はニキビ治療の後がオススメ

ニキビ跡の治療はニキビ治療と比べて、”リスクや費用が高い治療が多い”です。

なので、ニキビ跡の治療をする前にニキビの治療をして、ニキビ跡の予防も兼ねるのが効率的な治療だと思います。

 

よくニキビとニキビ跡を同時に治療しようと考えている人がいますが、ニキビとニキビ跡は全く別のものと考えてください。

ニキビにはニキビの治療がありますし、ニキビ跡にはニキビ跡の治療があります。

ただニキビ跡を治療するよりはニキビの治療を優先するのがオススメです。

 

5.日焼け止めはウォータープルーフがオススメ

ウォータープルーフとは、防水加工のことで汗などでは落ちにくい加工がされているものです。

”ウォータープルーフが付いた日焼け止めは米国皮膚科学会が推奨”しています。

 

For best protection, use a broad spectrum, water-resistant sunscreen with an SPF of 30 or higher.

訳:最高の保護のために、SPFが30以上の耐水性日焼け止め剤を広範囲に使用してください。

(引用元:Skin care on a budget

 

このことからウォータープルーフとなっている日焼け止めを使うようにしましょう。

ただ注意点としては、”クレンジングの習慣がない人は洗顔料で落とせる日焼け止めにするのがオススメ”です。

日焼け止めについては「【2018年】ニキビ肌にオススメの日焼け止めランキング!状況別に紹介!」を参考にしてみてください。

 

まとめ

ニキビ跡を治すためのトレチノイン治療は強力な効果がありますが、副作用もその分大きいです。

初めにも言いましたが、この治療はあくまで自己責任でお願いします。

 

僕はこの治療でニキビ跡を大きく改善させましたが、日本皮膚科学会がニキビ跡の治療で推奨しているものはほぼありません。

ただ美容皮膚科での治療でいくらでもニキビ跡は改善できます。

 

このトレチノイン治療も美容皮膚科で治療をすることは可能です。

”心配な方は皮膚科へ相談して、あなたに合った薬の濃度で治療をするのが良い”でしょう。

では、ニキビ跡に悩んでいる人は参考にしてみてください!