今回はニキビで死にたいと考えている人に向けて対処法をまとめます。
ニキビで死にたいと考えるくらいですから、色々な治療法を試してきたと思います。
もし、治療薬を一度も試したことがないという方は皮膚科へ相談に行ってください。
これは絶対です。
変な化粧品や美容法を試すくらいなら、皮膚科にお金をかけた方があなたのためになります。
参考記事:ニキビができたら皮膚科へ行くべき3つの理由!体験談と治療薬まとめ
この記事では、「色々な治療法を試してきたけど、治らず悩んでいる」という方に向けて書きます。
目次
まずは自分のニキビがどれほど重症なのかを確認する
ニキビは皮膚科学的に見ると、重症度に分類することができます。
- 軽症:顔の半分に赤ニキビが1~5個
- 中等症:顔の半分に赤ニキビが6個~20個
- 重症:顔の半分に赤ニキビが21個~50個
- 最重症:顔の半分に赤ニキビが51個~
顔の半分を見て、どれくらいニキビがあるのかを確認します。
そして、上に当てはまるのが自分の重症度です。
もし、自分のニキビが重症から最重症だった場合は”美容皮膚科に行くのもひとつの手”です。
重症ニキビで保険適用内の治療(ディフェリンゲルやベピオゲル)が効かなかった場合は、保険適用外の治療になってきます。
保険適用外の治療となれば、一般皮膚科よりも美容皮膚科の方が揃っていることが多いです。
中にはアキュテインのような強力な治療薬を使える美容皮膚科もあります。
しかし、保険適用外ということで一般皮膚科よりもお金がかかってしまうのは覚悟した方が良いかと。
その分、効果が強力になることは確かです。
他の方向の治療薬を考えてみる
ディフェリンゲルやベピオゲルが効かなかった⇒皮膚科はダメだ。絶対行かない。
と考える気持ちはわかりますが、これではダメです。
今のニキビ治療は幅広いので、他の方向からの治療もできます。
もし皮膚科がダメだと考えるのなら、他の皮膚科に行かれることをおすすめします。
ここで重要なのは正しく治療薬を使うことです。
そのためには皮膚科医の先生に相談しなければならないので、ちゃんと行くことがニキビを治すことにつながります。
もし、ディフェリンゲルがダメだった場合、全く別の方向から治療を考えてみるのも良いかもしれません。
ニキビが治った人の話を聞いていると、
ディフェリンゲルはダメだった⇒ベピオゲルもダメだった⇒トレチノインダメだった⇒漢方薬いけた!!
という流れの人をよく見ます。(上のは例えです)
つまり、”自分に合う治療薬に出会った瞬間、ニキビが治っていく”ということです。
もし、ディフェリンゲルが効かなかったら、その事情を説明して他の治療薬を試してみるのはどうでしょうか?
案外、他の治療薬を使ったらキレイに治ったという人もいます。
上で挙げた漢方薬はニキビが体の不調のサインと考えます。
東洋医学になるので、ディフェリンなどのニキビを直接治すのとは変わってきます。
このように同じ治療薬でもニキビを治すための考え方が違うものもあるわけです。
試したことがない治療薬があるなら、それを試してみるべきです。
化粧品ではニキビを治すことはできない
死にたくなるほど悩んでいる人の中には、化粧品を色々試してきたという方がいると思います。
僕もこのサイトのレビューのために30種類以上の化粧品を購入しました。
そんな僕が買ってからわかったことは”化粧品ではニキビを治すことができない”という事実です。
ニキビ化粧品のレビューサイト運営者である僕が言うのだから間違いありません。
口コミの一部の人はニキビが治ったという人もいますが、あれは信用しなくていいです。
口コミがステマとか言っているのではなくて、あなたも治ることは限らないので信用しなくていいということです。
中にはステマの人もいるでしょうし、本当に治った人もいるのでしょう。
しかし、原則として化粧品でニキビを治すことはできません。
もし、治るのであれば化粧品ではなく、医薬品(薬)として認定されています。
ニキビ化粧品として有名なプロアクティブもNOVもオルビスもそうです。
これらはすべて当サイトでもレビューしましたが、治ることはありませんでした。
化粧品にできることは治すではなく、ニキビの予防です。
しかも、ニキビの原因は色々あるので、化粧品はその一部を予防しているに過ぎません。
つまり、化粧品を使っていてスキンケアしていても、ニキビはできます。
(もちろん、洗顔と保湿は予防のために重要なことです)
無理矢理のポジティブなんていらないし、気にしないようにする必要もない
聞いたことがある人もいるかもしれませんが、ストレスもニキビの代表的な原因です。
でも、ここまで悩むと、ニキビを気にしないなんて無理ですよね。
なので、無理にポジティブになる必要なんてないですし、気にしないようにする必要もないかと。
ただ、そうやってニキビばかり気にしているのが毒になるのは事実です。
そこで、他に熱中できるものを探すというのはどうでしょう?
完全にニキビを気にしなくなるというのは無理でも、他に熱中できるものをやり続けることで気が紛れます。
今が
ニキビ:他のこと=90:10
だとして、
ニキビ:熱中できるもの:他のこと=45:45:10
くらいにはなるかもしれません。
今すでに熱中できるものや好きなものがあるなら、再確認してみてください。
「私にはやりたいことや好きなことがある!!」
好きなことに本気で集中していると、ニキビのことなんて気にならなくなります。
気にしないようにしたり、無理にポジティブを作ったりするのは難しいですが、”好きなことに熱中することは簡単”です。
もし、好きなことや熱中できることがない場合は趣味探しをしてみても面白いかもしれませんね。
案外、趣味を探すのも楽しそうです。
死にたいと考えるくらいのニキビは色々な治療法を試していくしかない
結論として”ニキビで死にたいと考えるなら、色々な治療法を試していくしかない”です。
ここで言う治療法というのは化粧品ではありません。
ニキビが治るっぽい化粧品は色々ありますが、それで治ることは無いです。
もし、重症のニキビなら保険適用外の治療になるかもしれませんが、試してみる価値は大いにあります。
また、ディフェリンゲルしか試していないという人も他に治療薬はあるので、自分に合う治療薬を探していきましょう。
ニキビの悩みが深いほど、怪しい化粧品や美容法に騙されやすくなります。
そういったものに騙されるよりは、医学的な根拠がある治療法を試していくのが一番早いと思います。
ということで、死にたいくらいニキビに悩んでいる人は色々な治療法を試していくこと。
また、ニキビへの悩みが苦しいのなら好きなことに熱中すること。