「ニキビに日焼け止めって付けるべき?」と考えたことはありませんか?
また、「ニキビに良い日焼け止めって無いの?」とニキビに良い日焼け止めを探していませんか?
今回は、ニキビと日焼け止めに関することを解説していきます。
日焼け止めは、他の化粧品と違って、独特な単位や紫外線に関する知識が必要になります。
しかも、ニキビ治療をしていくとなると、”日焼け止めは必須”です。
基礎化粧品の中でも、日焼け止めはどれを選んでいいかわからないという人が多くいます。
中には明らかに合っていない日焼け止めを選んでいる人もいるくらいです。
そこで、日焼け止めを探すなら知らなければならない情報や日焼け止めの選び方について解説をしていきます!
目次
日焼け止めを使う前に知っておくべき基本のこと
ニキビを治療するときは、日焼け止めが必須ということを説明しました。
しかし、何も知らないまま日焼け止めを買ってしまうのはNGです。
日焼け止めにも色々なタイプや成分があります。
まずは、基本的な「SPF」と「PA」について解説していきます。
SPFについて
なんとなく数字が高ければ、効果が高いという印象があるとは思いますが、これには明確な意味があります。
SPFとは、3種類ある紫外線の内、B波の防止効果を表しています。
SPFにかかれている数字は、”紫外線があたってから日焼けするのをどれだけ遅らせられるかを数値にしたもの”です。
例えば、SPF20と書かれていたら、通常の20倍遅らせることができます。
紫外線を浴びてから日焼けし始める時間は、”約15分~20分程度”です。
つまり、SPF20というのは、15分×20=300分。日焼けするのを5時間後に延長することができます。
PAについて
一方のPAとは、UV-A波を防止する効果の高さを表しています。
PAは、「+」の数で効果の高さを表現します。
「PA++++」と4つあるのが一番強い効果をもつ日焼け止めです。
「+」の数が多ければ効果は高くなりますが、その分皮膚刺激も高まります。
日常的に使うなら、”「++」か「+++」あたりがオススメ”です。
ニキビ対策をしている人の日焼け止めの選び方
ニキビに悩んでいる人の日焼け止めの選び方についてまとめました。
下の4つを意識して選びましょう。
- SPFとPAを用途に合わせて選ぶ
- 紫外線散乱剤使用かノンケミカルなものを選ぶ
- ノンコメドジェニックテスト済み
- ウォータープルーフ加工
それぞれ解説していきます!
1.SPFとPAを用途に合わせて選ぶ
SPFとPAは、色々なものがあります。
高ければ良いというわけでも無いので、下の基準を参考にしてみてください。
SPF | PA | ウォータープルーフ | |
---|---|---|---|
日常で使う | 10~30 | +~++ | なし |
レジャー(陸) | 30~50 | +++~++++ | なし |
レジャー(海) | 30~50 | +++~++++ | あり |
日常的に使うなら、SPF50なんて入りません。
しかし逆にレジャー関連で、SPF10~30では中々厳しいでしょう。
ニキビにウォータープルーフは基本的に推奨されません。
ただし、プールや海に行ったときはそうも言っていられないので、ウォータープルーフを選んで使ってください。
2.紫外線散乱剤使用かノンケミカルのものを選ぶ
日焼け止めを選ぶときは、”紫外線散乱剤”を使っているものを選びます。
日焼け止めには大きく分けて、2つに分けることができます。
- 紫外線吸収剤
- 紫外線散乱剤
紫外線吸収剤は、紫外線を変換させて皮膚に入らないようにする成分です。
一方の紫外線散乱剤は、紫外線を反射させる成分です。
日焼け止めについて調べると、「紫外線散乱剤を選べ!」ということが書かれています。
しかし、紫外線散乱剤にデメリットが無いわけではなく、紫外線吸収剤に皮膚刺激になりやすいものがあるというだけです。
紫外線散乱剤は、”酸化チタン”や”酸化亜鉛”を使います。
この成分は活性酸素を発生させる原因になるので、”酸化チタンがコーティングされていないものをおすすめできません。”
この辺りは肌質によっても刺激があるかないか変わってきそうですが、できるだけ刺激が少ないものを選びます。
3.ノンコメドジェニックテスト済み
”日本皮膚科学会の推奨でニキビに悩む人には、ノンコメドジェニックテスト済みの化粧品を推奨”しています。
このテストはその化粧品に配合されている成分がニキビの原因にならないという証明です。
ただ、この証明がされていても、ニキビができないというわけではありません。
さらに言えば、このテストを受けている化粧品が良い化粧品とは言えません。
市販で売られているようなニキビ洗顔料も、このテストをされていることが多いです。
なので、一概にノンコメドジェニックテスト済みだからおすすめとは言えません。
無いよりはマシですが、無くても良いポイントです。
4.ウォータープルーフ
日焼け止めには、ウォータープルーフやウォータレジスタンスといった機能があるものがあります。
これらは”防水加工がされているもので、汗や海、プールでも落ちにくい日焼け止め”です。
ウォータープルーフに関しては、米国皮膚科学会が推奨しています。
For best protection, use a broad spectrum, water-resistant sunscreen with an SPF of 30 or higher.
訳:最高の保護のために、SPFが30以上の耐水性日焼け止め剤を広範囲に使用してください。
(引用元:Skin care on a budget)
ただし”基本的にクレンジングが必要になるので、男性や子供には不向き”だと考えています。
日焼け止めによっては洗顔料でも落とせるものもあるので、それを選ぶのがオススメです。
【日常編】ニキビ肌にオススメの日焼け止めランキング
1位:ホワイティシモUVブロックシールドホワイト(SPF30,+++)
価格 | 3,780円 |
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送料 | 無料 |
内容量 | 50g |
SPF,PA | SPF30,PA+++ |
散乱剤、吸収剤 | 紫外線散乱剤 |
ウォータープルーフの有無 | ウォーターレジスタンステスト済み |
レビュー | https://cosme-skincare.net/blog/pola-howaithisimo/ |
ホワイティシモUVブロックミルキーフルイドは、”刺激が少なく敏感肌や子供でも使える日焼け止め”です。
SPFは30でPAは+++となっていて、日常使い向けに作られています。
この日焼け止めの一番の利点は”肌なじみが圧倒的にいいこと”です。
今まで試した中でトップクラスの肌なじみで、スーッとなじみ油っぽさなどを感じることはありませんでした。
しかも白残りやベタつきはなく、日焼け止めにありがちな嫌なベタつきはなかったです。
”価格はやや高めでクレンジングが必要になる”のはデメリットですが、それを差し引いても大きなメリットがあります。
”低刺激で使用感もよく使用後の乾燥もないので、幅広い年代に利用できる”のです。
ホワイティシモはやや高くても質の高い日焼け止めが欲しいという方にオススメします。
2位:ノブUVミルクEX(SPF32/PA+++)
価格 | 2,160円 |
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送料 | 無料 |
内容量 | 35g |
SPF,PA | SPF32,PA+++ |
散乱剤、吸収剤 | 紫外線散乱剤 |
ウォータープルーフの有無 | なし |
レビュー | https://cosme-skincare.net/blog/nov-uvmilk/ |
ノブUVミルクEXは、”SPF32でPA+++の日焼け止め”です。
酸化亜鉛を配合した紫外線散乱剤の日焼け止めで、お湯で落とすことができるというのが最大の特徴です。
ノブが出している日焼け止めなので、”ノンコメドジェニックテスト済み”となっています。
SPFが32でPA+++なので、通勤や通学などの日常生活で使える日焼け止めです。
ニキビ対策として配合されているのかは知りませんが、保湿成分や抗炎症成分まで配合されています。
一応、ニキビ向きの日焼け止めとして探していたのですが、エタノール配合のものが多かったです。
でも、この”ノブUVミルクEXはエタノール無添加で、皮膚刺激の強い成分も配合されていません。”
ニキビにおすすめできる日焼け止めです。
3位:キュレルUVクリーム(SPF30/PA++)
価格 | 1,620円 |
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送料 | 無料 |
内容量 | 30g |
SPF,PA | SPF30,PA++ |
散乱剤、吸収剤 | 紫外線散乱剤 |
ウォータープルーフの有無 | なし |
レビュー | https://cosme-skincare.net/blog/curel-uv/ |
キュレルUVクリームは、”乾燥性敏感肌用に作られた低刺激の日焼け止め”です。
SPF30でPA++となっていて、保湿力が高いのが特徴です。
保湿成分にはセラミドが配合されているので、紫外線による乾燥も防いでくれます。
しかも、ノンコメドジェニックテスト済みとなっていて、ニキビに悩む人にもオススメできます。
しかし、デメリットとして”テクスチャーの伸びが悪い”です。
ただ油っぽさもなく、肌になじむとしっとりします。
使用感はそこまで悪くありませんでした。
価格も安くクオリティの高い日焼け止めなので、一度試してみる価値ありです。
4位:HANAオーガニックウェアルーUV
価格 | 4,320円 |
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送料 | 無料 |
内容量 | 30ml |
SPF,PA | SPF30,PA++ |
散乱剤、吸収剤 | 紫外線散乱剤 |
ウォータープルーフの有無 | なし |
レビュー | https://cosme-skincare.net/blog/hanaorganic-uv/ |
HANAオーガニックウェアルーUVは、”天然由来の成分100%でできたUVベース”です。
SPF30,PA++で、ピンクベージュとイエローベージュの2色から選べます。
基本的にニキビができていても、化粧下地やファンデーションは付けてもOKです。
”赤ニキビや赤みのニキビ跡ができている方はイエローベージュをオススメ”します。
”香りはダマスクローズ”で、テクスチャーはクリームっぽいです。
肌なじみはよくて、イエローベージュだとなじんだ後でナチュラルな質感です。
美容成分が85%ということもあって、ベタつきなどはありませんでした。
サポートとして”30日間全額返金保証”も付いています。
オーガニックズキで日焼け止めを探しているなら、一度検討してみる価値ありです。
5位:ファンケルサンガード25デイリー UV
価格 | 1,566円 |
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内容量 | 18g |
SPF,PA | SPF25,PA+++ |
散乱剤、吸収剤 | 紫外線散乱剤 |
ウォータープルーフの有無 | なし |
ファンケルから出ているサンガード25デイリーUVです。
”SPF25,PA+++で、日常使いに”適しています。
ファンケルの日焼け止めは以下の成分を一切配合していません。
- 防腐剤
- 香料
- 合成色素
- 石油系界面活性剤
- 紫外線吸収剤
防腐剤を配合していないということもあって、開封後3ヶ月以内に使わなければならないのです。
また顔に使うときは”クレンジングオイルの使用を推奨していて、男性や子供には向いていません。”
価格帯もよく使いやすい日焼け止めだと思いますが、ニキビには不向きな部分も多いです。
【レジャー編】ニキビ肌にオススメの日焼け止めランキング
1位:ソレオオーガニックス
価格 | 2,376円 |
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送料 | 無料 |
内容量 | 40g |
SPF,PA | SPF30+,PA++ |
散乱剤、吸収剤 | 紫外線散乱剤 |
ウォータープルーフの有無 | あり |
レビュー | https://cosme-skincare.net/blog/soleoorganics/ |
ソレオオーガニックスは、”紫外線大国のオーストラリアからやってきた日焼け止め”です。
SPF30+でPA++の日焼け止めで、ウォータープルーフ加工です。
ソレオオーガニックスは名前の通り、すべて植物由来の成分で構成されています。
しかも保湿成分も14種類入っていて、全部オーガニックの成分です。
ただデメリットもいくつかあって、”チューブが硬くテクスチャーを出しづらい”点と”テクスチャーが油っぽくベタつきやテカリやすい”という点です。
”ニオイはココナッツオイルのような香り”で、個人的には好きでした。
日常使いから軽いレジャーまで使える日焼け止めとなっていますが、使用感はあまりよくありません。
ソレオオーガニックスは人を選びそうな日焼け止めなので、気になった方は一度検討してみてはいかがでしょうか?
2位:アスタリフトホワイトパーフェクトUVクリアソリューション
価格 | 4,212円 |
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送料 | 無料 |
内容量 | 30g |
SPF,PA | SPF50+,PA++++ |
散乱剤、吸収剤 | 散乱剤+吸収剤 |
ウォータープルーフの有無 | あり |
富士フイルムのアスタリフトホワイトシリーズの日焼け止めです。
SPFが50+で、PAが++++と強力な日焼け止めでレジャーに向いています。
ただ使用感も考えられていて、”SPF50なのに軽いつけ心地で評判が良い”です。
@コスメの評価も口コミの数が1000を超えていて、5.3となっています。(2021年4月12日現在)
保湿成分も多く含まれていて、紫外線による乾燥も防いでくれます。
アスタリフトの日焼け止めを試してみてはいかがでしょうか?
3位:オルビスサンスクリーンオンフェイスモイスト(SPF30/PA+++)
価格 | 1,036円 |
---|---|
送料 | 無料 |
内容量 | 35g |
SPF,PA | SPF34,PA+++ |
散乱剤、吸収剤 | 散乱剤 |
ウォータープルーフの有無 | なし |
オルビスサンスクリーンは、”日常使い向けに作られた顔用日焼け止め”です。
SPF34でPA+++となっていて、美容液成分が80%となっています。
最大の特徴は”コスパの良さ”です。
質の高い日焼け止めですが、1ヶ月分が1036円となっています。
他と比較しても、コスパは良いです。
保湿成分にはローズマリーエキスが配合されていて、クリームタイプとローションタイプの2種類があります。
肌質に合わせて利用できるようになっているので、”乾燥肌も脂性肌の方も安心”です。
コスパもよく肌質にあわせることもできるので、検討する価値がある日焼け止めです。
オルビスサンスクリーン(R)オンフェイスモイストのAmazonページを見てみる
4位:ミノンアミノモイストブライトアップベースUV
価格 | 1,373円 |
---|---|
送料 | 無料 |
内容量 | 25g |
SPF,PA | SPF47,PA+++ |
散乱剤、吸収剤 | 散乱剤 |
ウォータープルーフの有無 | なし |
ミノンアミノモイストブライトアップベースUVは、”SPF47,PA+++の日焼け止め”です。
この日焼け止めは紫外線散乱剤を使用したノンケミカルタイプになっています。
比較的保湿力もあるので、紫外線による乾燥も防いでくれます。
ちなみに敏感肌と乾燥肌の連用テストもおこなっていて、”刺激の低さと乾燥にはこだわっている”ようです。
ただSPFが47と高く肌に残りやすいので、クレンジングを使うことが推奨されています。
しかも、アレルギーテストやパッチテスト、スティンギングテストなど色々な安全性試験がおこなわれているのです。
価格も比較的安く、コスパに優れています。
市販でも購入できる日焼け止めなので、一度試してみてはいかがでしょうか?
ミノン アミノモイスト ブライトアップベースのAmazonページを見てみる
5位:コーセーサンカット
価格 | 1,432円 |
---|---|
送料 | 無料 |
内容量 | 100g |
SPF,PA | SPF50+,PA++++ |
散乱剤、吸収剤 | 散乱剤 |
ウォータープルーフの有無 | なし |
コーセーのサンカットの日焼け止めジェルです。
SPFが50+で、PAが++++、ウォータプルーフに対応しています。
確か僕がプールに行ったときに使った日焼け止めがこれでした。
”使い心地はベタつかないテクスチャーで、サラッと塗れます。”
ドラッグストアでも手軽に買えて、値段も1,432円くらいです。
基本的にウォータプルーフはオススメしていないだけに、そこまで高いものを買う必要はないと思います。
ただ、”この日焼け止めは値段の割に使用感も良かった”ので、オススメです!
KOSEサンカット日焼け止めジェルのAmazonページを見てみる
日常使いの日焼け止めを探しているなら、ホワイティシモ
日常使いの日焼け止めを探しているなら、”ホワイティシモをオススメ”します。
ホワイティシモは、SPF,PAともに日常使いに向いている日焼け止めです。
しかも刺激が少ないため、敏感肌や子供でも使えます。
なにより嬉しいのが”嫌なベタつきがなく、スーッと肌になじんでいく”点です。
ホワイティシモは、日常使いの日焼け止めをお探しの方にオススメします!
ホワイティシモUVブロックミルキーフルイドの公式ページを見てみる
レジャー使いの日焼け止めを探しているなら、ソレオオーガニックス
ソレオオーガニックスは、”植物由来の成分で構成されている日焼け止め”です。
保湿成分は14種類配合されていて、紫外線による乾燥を防いでくれます。
しかし、”テクスチャーを出しづらい点”や”油っぽい点”などのデメリットがあります。
ただレジャーに行くときにはウォータープルーフで、保湿成分がたっぷり使われたこの日焼け止めはオススメです。
香りもココナッツオイルの匂いですし、一度試してみる価値はあります!