皮膚科

 

「皮膚科へ行って、薬を使ってみたけど全然治らない・・・」

「皮膚科でもらった薬を使ったら、ヒリヒリするしもう使いたくない・・・」

 

ニキビを治すためにわざわざ皮膚科へ行って、ニキビが治らないのは憂鬱ですよね。

今回は皮膚科へ行ってニキビが治らない理由と対処法をまとめていきます。

 

ネットの口コミでは「皮膚科へ行ってもニキビが治らなかった」や「むしろニキビが悪化した」、「肌がヒリヒリするようになった」などを目にします。

すべて正直な感想だとは思いますが、この口コミを見て「皮膚科へ行かない」という選択をするのは辞めてください。

 

というのも、”ニキビに効果的な治療をできるのは「皮膚科だから」”です。

口コミで悪くいわれている部分はありますが、ニキビができたらまずは皮膚科へ行きましょう!

それを踏まえてひとつひとつ解説していきます!

 

皮膚科へ行ってニキビが治らない理由

1.そもそも薬が合っていない

皮膚科へ行ってニキビが治らない理由のひとつが”薬が合っていない”というケースです。

現在では、ニキビ治療をするのに色々な薬が選択肢に挙げられます。

 

皮膚科医の方はその中から薬を選択するわけですが、”人によっては相性が悪い薬があるのも事実”です。

というのも、「ディフェリンゲルを使って全く治らなかったけど、ベピオゲルを使ったら治った!」という人が結構います。

 

つまり、皮膚科へ行ってニキビが治らなくても、薬を変えると治るという可能性は充分にあります。

もちろんニキビの薬を変えるタイミングは皮膚科医の方の指示に従う必要がありますが、目安は2,3ヶ月ほどでしょう。

 

ここで大事なのは”皮膚科へ行ってニキビが治らなくても、治療を変えれば治るかもしれない”という点です。

もし皮膚科へ行って治らなくても、「皮膚科ってお金のムダ・・・」とならないようにしましょう。

 

2.薬の使い方や指示された期間を守れていない

薬の処方をされるときに皮膚科医の方から使い方の説明がされると思います。

その薬の使い方や使う期間を守れているでしょうか?

比較的多いのが、”勝手な自己判断で薬をやめてしまうケース”です。

 

「1週間使ったけど、ニキビが治らなかったので辞めました」

「1日1回って言われたけど、早く治したいから1日2回塗ってます!」

 

”皮膚科医の方の指示から外れないようにする”のが基本です。

とくにニキビの薬は初めの2,3週間は副作用だけで、本格的に効果が出てくるのは1ヶ月後からという場合も多くあります。

 

ニキビの治療は薬を使っても、これだけ時間がかかるものなので自己判断で中断はしない方がいいです。

薬を使う前にどういう治療をするのか理解できているのがいいでしょう。

 

3.副作用が出たらやめてしまう

”薬の副作用によって肌が敏感になっているのを、薬が肌に合っていないと勘違いする人が多い”です。

普通は皮膚科医の方から副作用についての説明がされるはずですが、そういった説明がなかったのかもしれません。

 

覚えておいてほしいのは”皮膚科で使われる薬は効果が高い分、副作用が強い”という点です。

先ほども言いましたが、使い始めは副作用が出てその後ニキビが治っていくという薬も多くあります。(ディフェリン,ベピオゲル)

 

副作用を感じる初めだけ使ってやめてしまうのは本当にもったいないです。

薬を使う前に副作用について、必ず理解しておきましょう。

 

4.そもそもニキビではないケース・皮膚科医の方の診断ミス

実はニキビと似た肌トラブルは多く存在します。

あまり考えたくはありませんが、”皮膚科医の方の診察ミスということもある”でしょう。

 

ニキビと似た病気には、”マラセチア毛包炎””酒さ”といったものが挙げられます。

 

【マラセチア毛包炎】

マラセチア毛包炎

(参考:DERMQUEST

 

【酒さ】

酒さ

(参考:【症例写真】赤ら顔になる「酒さ」の症状・治療法

 

私は皮膚科医ではないのでわかりませんが、素人目ニキビとよく似ています。

実際に口コミでも「ニキビと診断されてディフェリンゲルを使っていたけど全然治らず、ネットで調べてみてマラセチア毛包炎だと思い、市販の薬を使ったらキレイに治った」という方もいます。

 

皮膚科医の方のミスだとこちらはどうしようもありませんが、”半年以上通っても治らないなら皮膚科を変えた方がいい”でしょう。

また上の写真を見て怪しいと感じたら、一度皮膚科医の方に相談してみてください!

 

5.日々の生活習慣がニキビを悪化させている

薬で一時的に治ったとしても、”日々の生活習慣でニキビを悪化させてしまうというケース”もあります。

例えば、以下のような例です。

 


 

  • ストレス
  • 触る・潰す
  • 睡眠不足
  • スキンケア用品
  • 食事

 


 

これらはニキビを悪化させる原因になってしまいます。

仮に薬でニキビを治せたとしても、再発する可能性は高いです。

 

一応、”日本のニキビ治療はニキビが治ってからの維持期が用意”されています。

維持期とは、治ってからも薬を使って再発防止を目指す治療方法です。

 

「ニキビが治ったのにまた皮膚科・・・?」

 

という気持ちもわかりますが、ニキビは治って終わりではないので再発防止の治療をしていきましょう!

 

皮膚科へ行ってもニキビが治らない場合の正しい対処方法

1.皮膚科で薬を変えてもらう

皮膚科へ行ってもニキビが治らなかった場合は”初めに皮膚科で薬を変えてもらうことをオススメ”します。

ただこれには2つの条件があります。

 


 

  • 2,3ヶ月は継続して治療をした
  • 指示されたやり方に従った

 


 

おそらく”治療をはじめて2,3ヶ月経ってもニキビが治らなければ、皮膚科医の方から薬を変えてくる”と思います。

場合によっては、もっと早いかもしれません。

 

今は昔と違って、ニキビに使える薬も増えています。

1つめの薬を使って「皮膚科行ってもニキビ治らない・・・」とならずに、また別の薬を利用してみてください!

 

2.自由診療(美容皮膚科)での治療を検討する

「色々な薬を使って治療をしたけど、ダメだった・・・」という方は自由診療での治療を検討してみましょう。

自由診療とは、保険適用外のニキビ治療のことです。

 

自由診療のニキビ治療は色々ありますが、とくにオススメしたいのが”海外のニキビ治療ガイドラインに掲載されている治療方法”です。

海外のニキビ治療ガイドラインでは、日本の保険適用内の治療法よりも強力な治療が推奨されています。

 


 

  • 経口イソトレチノイン(アキュテイン)
  • 経口ホルモン治療(経口避妊薬)

 


 

日本以外にも、アメリカや欧州にニキビ治療ガイドラインが存在します。

これらのガイドラインでは、重症度の高いニキビの人やニキビが治らない人に上の2つを推奨しています。

 

ただ自由診療であれば、何でもいいわけではありません。

例えば”美容皮膚科ではレーザー治療が行われるところもありますが、日本のニキビ治療ガイドラインでは推奨されていません。”

 

色々な薬を使ったけど治らなかったひとに自由診療はかなりオススメですが、見極めが必要なのも事実です。

ニキビにアキュテインや経口避妊薬を使う美容皮膚科は多くないので、ぜひ相談してみてください!

 

3.皮膚科を変える

今までの話を聞いて、”治療がおかしいと感じる場合や相談を聞いてくれないという場合は皮膚科を変えてみるのもあり”でしょう。

とくに皮膚科によってはいまだに抗生物質しか出してくれないというところもあるようです。

 

そういった時代遅れの皮膚科や親身になってくれない皮膚科でしたら、すぐに変えることをオススメします。

皮膚科を変えたからといって、治療がゼロになるわけではありません。

今まで行った治療を説明して、あなたにあった皮膚科で治療を行いましょう!

 

皮膚科に行って治らない人がやりがちな間違った対処法

1.薬がヒリヒリして悪化したからやめてしまう

何度もいっていますが、薬を使ってヒリヒリしたからといって治療を中断するのは辞めてください。

「皮膚科へいってニキビが治らない」と言っている人のなかには、薬や治療について理解が足りていない場合もあります。

 

薬をもらうときに使い方や副作用の冊子をもらえると思いますし、当サイトでも薬についてまとめています。

”せっかく皮膚科へ行ったのに正しく使えず、中断してしまうのは本当にもったいない”です。

もし中断したくなったら、以下の2つを確認してみてください。

 


 

  • 薬を正しいやり方で使えていたか?
  • 適切な期間、継続して行えたか(2,3ヶ月)

 


 

2つとも行えているなら、先ほど説明した”正しい対処方法を参考に「薬を変える」か「自由診療を検討する」のどちらかを行ってみてください。”

 

2.化粧品やエステに流れてしまう

これは意外とありがちですが、「皮膚科はダメだから口コミで評価のいい化粧品やエステを使ってみよう」というパターンです。

このパターンの人はかなり長くニキビの治療に失敗している印象です。

 

きっぱり言いますが、”化粧品やエステでニキビが治ることはありません。”

もちろんニキビ予防としておこなうのは全然いいですが、ニキビが治るのを期待して化粧品やエステに頼るのは絶対にダメです。

もし皮膚科へ行って治らなくても、正しい対処方法を参考に行動してみてください!

 

3.全く根拠のないそれっぽい治し方を実践する

”ネットには色々な情報がありますが、全く根拠のない治し方を実践するのはNG”です。

よく見かけるのは「水洗顔をしたら、ニキビが治った」というやり方です。

 

”今まで使っていた化粧品がニキビの原因だったという人はこれで治るかもしれませんが、大半の人は治らずに終わる”でしょう。

もし水洗顔が万能な治療法なら、世界各国の優秀な皮膚科医の方々がガイドラインなんて作る必要もありませんしね。

 

まとめ

皮膚科へ行ってニキビが治らないときの対処法をまとめましたが、”すでに皮膚科へ行った経験のある方はニキビを治しやすい”と考えています。

というのも、ニキビに悩んでいる人のほとんどは皮膚科へ行っていないのが現状なのです。

 

日本の受診率は20%ほどなので、”皮膚科へ行っている時点で周りよりも進んだ治療をしています。”

ただネットには甘い言葉や間違った情報も多いので、惑わされてしまうのも仕方ないですよね。

 

基本的に情報の信頼度で言えば、ネットよりも医療機関の方が間違いありません。(このサイトもネットですが)

ニキビを治すのには時間がかかりますが、皮膚科医の方のアドバイスにしたがって治療を進めていきましょう!