漢方

 

今回は、「ニキビに効く漢方」を紹介していきたいと思います。

 

「えー!漢方?そんなのニキビに効くの?」

 

漢方について調べる前は、僕もこんなことを思っていたわけですが、漢方の実力にかなり驚いています。

西洋医学に比べて、東洋医学は何となく胡散臭いイメージがあり、漢方も効果のあるイメージってなかったんですよね。

 

では、早速行きます。

 

漢方って何?ニキビに効果あるの?

まず、「漢方とは何か?」について話していきます。

 

漢方とは?

漢方は、もともと中国(漢)で発達し、日本に渡って独自の発展をしてきた伝統医学です。 患者さまの自覚症状を重視し、病気を身体全体の不調和ととらえ、正しくととのえるのが目的。 人が本来持っている病気と闘い、治す力(自然治癒力)を高めることに重点をおいています。

(引用元:漢方のツムラ https://www.tsumura.co.jp/kampo/museum/)

 

ニキビ治療においても、この漢方の存在は大きく、”黄色ニキビの再発防止やホルモンバランスの改善”にも役立ちます。

ちなみに、この漢方薬はニキビ治療として皮膚科でも処方されるもので治療+「漢方」という使い方をすると、効果を高めることができます。

 

日本皮膚科学会も漢方をニキビ治療として認めていて、

 

  • 荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)
  • 清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)
  • 十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)

 

の3つは「良質な根拠は少ないが、選択肢の一つとして推奨する」(C1)と言っています。

つまり、漢方は日本皮膚科学会がニキビ治療のひとつとして認めているもの薬です。

 

漢方にも副作用はありますが、抗生物質などよりは体に優しく治療することが出来ます。

また、皮膚科で処方された塗り薬や治療を受けても治らなかった人が漢方を使い始めてから、良くなったということもあったようです。

ニキビに悩んでいる人は、漢方もニキビ治療に取り入れてみるのもありかもしれません。

 

どのくらいの期間で効果が出る?

 

「漢方とかの飲み薬だと、効果出るの遅そうじゃない?」

 

というイメージがあるかもしれませんが、”ニキビの場合は早くて2週間、遅くても1か月程度”で何らかの効果が出ます。

ただ、自分に合う漢方を正しく選べていなければ、ニキビへの効果は薄くなる場合があるので、そこは注意ですね。

 

さらに、漢方のすごい所は普通の薬と違って、漢方を使って治した場合、飲むのをやめても再発することはあまりないようです。

漢方は、肌の免疫を高めたり、人が元々持っている自己治癒力を高めることに焦点が言っているからと考えられます。

なので、ニキビが治ったと思ったら、飲むのをやめてもOKです。

 

【完全保存版】3ヶ月で治すニキビの治し方まとめ

 

副作用とかないの?

漢方も「医薬品」ですので、副作用はあります。

 


 

  • 胃がもたれる
  • 下痢をする
  • 食欲がなくなる
  • 蕁麻疹(じんましん)が出る

 


 

などがあります。

この副作用は、”体質的に合わない時やアレルギー、一過性(初めに副作用が出てから治り始める)のもの”など様々です。

 

個人的には、”漢方をニキビ治療に使うときは皮膚科医の先生に処方してもらうのが良い”と考えています。

皮膚科学にも漢方の治療はありますし、適切な漢方を適切な量で処方してもらえます。

 

アレルギーテストなどで、副作用にもしっかりと気を付けてくれるでしょう。

どちらにせよ、漢方を個人的に使うのはあまりおすすめしません。

 

ニキビの治療薬のおすすめは?ニキビに効く薬まとめ!

 

ニキビに効くおすすめ漢方

ニキビに処方される漢方薬は色々な種類あるのですが、ここでは日本皮膚科学会に認められている代表的な漢方を紹介していきます。

ニキビの原因は、色々な要素が複雑に絡み合っています。

 

漢方は裏にある生活習慣の改善にもつながりやすいので、目的に合った漢方を選ぶのが良いです。

ただ”個人で選ぶよりも皮膚科医の先生や漢方の専門の方から処方してもらう”ようにしてください。

 

荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)

荊芥連翹湯

 

荊芥連翹湯は、炎症のあるニキビ(赤ニキビ)や黄色ニキビによく使われます。

ニキビとアトピー性皮膚炎などが混じっている症状を持っている人に処方されることもあります。

 

作用は、”抗炎症作用””抗化膿性炎症作用(膿が出る炎症を抑える力)”などをもつ生薬が色々と配合されています。

また、ニキビの改善につながる抗酸化作用や他の漢方よりも高い抗菌活性などがあると報告されています。

 

副作用も少しだけあって、特に注意したいのが「偽アルドステロン症」という甘草(生薬の一種)を大量に摂取したときに出る症状です。

この副作用は低カリウム血症やむくみ、手足のしびれなどの症状が出ます。

 

そのほかにも、胃のイライラや吐き気、下痢などの副作用もあります。

副作用が出たら、一度医師の方に相談して指示をもらいましょう。

 

清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)

清上防風湯

 

昔からニキビに使われてきた漢方の一つです。

こちらも”炎症を抑え、赤ニキビが大量にできる人に向いている漢方”になります。

 

特に若い人や男性の方に向いていて、赤ら顔の人とも相性がいいですね。

処方としては、上で紹介した荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)とよく似ています。

 

こちらは、Tゾーンに赤ニキビが大量にできるという人に合っています。

副作用としては、荊芥連翹湯とほとんど変わりません。

 

十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)

十味敗毒湯

 

おできが出来やすい人向けの漢方薬となっています。

ただ、便秘になっている人にはこの処方が効きません。

この漢方は初期の段階のニキビに使われることが多く、飲み薬・塗り薬を使っても改善しない毛包炎に使われることもあります。

 

まとめ

漢方を使うことはニキビ治療を行っていく上でもかなり効果的です。

何度も言っているように、ニキビの原因はスキンケアだけではなく、生活面なども大きくかかわってきます。

ニキビの治療法はいくつかありますが、漢方も優秀な治療薬の一つですので、ぜひ試してみてください。

 

「皮膚科で処方してもらった薬が全然効かない・・・」

 

というときは漢方を処方してもらうと、治ることがありますので、相談してみるといいかもしれません。