皮膚科

 

今回は、「ニキビが出来たら皮膚科に行くべきか?行かなくてもいいか?」ということで迷っている人が多くいるので、それについて書いていきます。

結論から言うと、僕は”皮膚科に行くべき”だと思っています。

 

ただ全員が絶対に行かなければいけないと思っているわけではないです。

ニキビに本気で悩んでいるなら行ってほしいと思っています。

別にニキビなんて気にならないという人は行かなくてもいいのですが、「早く治したい」「どうにかしたい」と思っていて行かないのは損ですね。

 

本題に入る前に行っておきますが、僕は皮膚科関係の人間ではありません。

素人が少し勉強したくらいの知識しかありませんので、ご了承のうえお読みください。

 

日本人はニキビへの認識が甘すぎ!?世界のニキビ事情!

最近では、「ニキビ疾患啓発キャンペーン」というのがやっていたのが記憶に新しいと思います。

柳原可奈子をタレントとして「ニキビは皮膚科へ」というCMをやっていました。

 

ただ当サイトでも何度も言っているように「ニキビは青春のシンボル」という文化?のようなものが存在しているせいで、ニキビは病気という考えがまだまだ薄いようです。

日本以外の国がニキビが出来たときにどんな対応をしているか見ていきましょう。

 

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(引用元:ニキビ受診患者リリース(pdfとなっています) http://www.galderma.jp/c_press-release/newsrelease_20110627.pdf

 

図を見ていただければわかりますが、日本の受診率はかなり低い値になっていますよね。

この原因は、”ニキビが病気だという認識が無いから皮膚科に行くということをしていない人が多い”みたいです。

ただ、この資料は2006年のものですから、「ニキビは皮膚科へ」という意識が進んできているのでもう少し高い気がします。

 

受診する患者数も15%増えているようです。

人数にすると254万人の人が病院に行っています。

 

皮膚科に行かない人の言い分は?

ここで「皮膚科に行け」というだけではあれなので、皮膚科に行かない人の意見も見てみましょう。

 

  • 単調なアドバイスしかもらえない。
  • 皮膚科に行ってもニキビが治らないと聞いた
  • 皮膚科はコストが高い

 

だいたいこんな感じの意見が多かった印象でした。

一つ一つ見ていきます。

 

単調なアドバイスしかもらえない

皮膚科に対してこういう印象をもってしまった人もいます。

おそらくこういう人は”昔、皮膚科に行っていて、何の助言も行わずに薬だけ処方されたことで皮膚科が嫌になってしまった”のでしょう。

 

これは、昔の皮膚科にありがちなパターンですね。

皮膚科医の人から見ると、患者さんの肌に合った「薬」・「治療」を出せばいいと思ってしまうのです。

なぜなら、それは「学問的」には正しいからです。

 

ただ、これだと皮膚科医の人の熱意が感じられず、患者さんも「皮膚科はダメだな・・・」と思ってしまいます。

今現在の皮膚科では、こういうことが無くなってきている傾向にあります。(完全に無いとは言えません)

 

「ニキビ治療実践マニュアル」という専門的な本でも「医師-患者関係の上手な築き方」という項目が出ているほどです。

皮膚科医の方も、自分たちが熱意があるということを患者さんに伝えなければならないということが昔よりもわかってきていると思われます。

 

なので、医師の方には皮膚科学以外の知識やスキルが要求されるようになっています。

また、患者さん側も

 

  • 自分の肌の状態
  • 生活習慣
  • 今までのどんな治療をしてきたか?

 

を正確に答えられるようになるのが大切だと思います。

ニキビを皮膚科で治療していくには、患者さんと皮膚科医の方の関係がかなり重要になってくるので、どちらかに責任を押し付け合わずにお互いに協力してニキビを治療する必要があります。

まとめると、”どっちのせいでニキビが治らないとかじゃなくて、協力していこうぜ”ということです。

 

皮膚科に行っても治らないと聞いた

ニキビに悩んでいる人にとってみれば、皮膚科に行っても治らないという意見はホントに不安になりますよね。

気持ちはすごいわかるのですが、皮膚科に行って相談してみてください。

 

ちなみに「ニキビ疾患啓発キャンペーン」の時にある調査がされています。

簡単に言うと、「ニキビに悩んでいる人が皮膚科に行ったらどんな感想を持つの?」という感じの調査です。

 

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(引用元:ニキビ受診患者リリース(pdfとなっています) http://www.galderma.jp/c_press-release/newsrelease_20110627.pdf

 

調査結果は、調査Bの方での回答になります。

皮膚科に行った人がどんな感想を持っているかを示しています。

 

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(引用元:ニキビ受診患者リリース(pdfとなっています) http://www.galderma.jp/c_press-release/newsrelease_20110627.pdf

 

この調査をみると、めちゃめちゃ偏っていて何となく怪しい気持ちになりますが、「皮膚科に行って治らなかった・・・」という人よりも多くの「ニキビが治った!」「おしゃれするのが楽しくなった!」という人がいるということです。

この中にも「ニキビに効果がなかった」という人もいるとは思いますが、皮膚科に行く価値があるのは明白だと思います。

 

皮膚科はコストが高い

皮膚科は、

 

  • 値段が高い
  • 時間がかかる

 

という意見もありました。

「値段が高い」とかならわかりますが、「時間がかかる」というなら皮膚科に行かなくても良いと思います。

 

皮膚科に行く以上にニキビに悩み続ける時間の方が長いですし、ニキビを治す気持ちがないなら皮膚科はおすすめしません。

ただ、皮膚科は値段が高いというのは少しわかる気がします。

 

保険が適応されても2000~3000円くらいします。

皮膚科に行って、「あれ?思った以上に高くない?」という経験をされた人も大勢いるようです。

それに、皮膚関連に適用される医薬品とかは種類が多くなく、稀に保険適用外の治療もあります。

 

ただそれでも、ニキビの「治療」に関しては、皮膚科が一番だと思うので、それを払うだけの価値はあると思います。

ニキビに悩み続けるよりは、3000円払って治せる可能性のある方にかける方がいいでしょう。

 

ニキビへの考えを改めて欲しいです

ここまで書いてきてしつこいようですが、ニキビに対しての考えを改めてください。

ニキビは「病気」であって、シンボルでもなんでもないです。

 

これは、ニキビに悩む親御さんにも言っています。

ニキビというのは高校生の思春期ニキビがピークと言われています。

高校生で少しお金があると言っても、まだ子供ですし、親の協力は絶対に必要になります。

 

「昔はニキビがあるのは当たり前だった」

「ニキビなんか自然に治るよ」

 

とか、ホントにやめてください。

あなたの息子さん・娘さんは病気にかかっているという自覚をもってください。

本人にとっては深刻な悩みであり、それを理解してあげるのは親の役目ではないでしょうか?

 

ニキビを本気で治していくためにも皮膚科はこれからも重要なポイントになってきます。

患者さん側にも皮膚科医の先生側にもまだまだ問題はありますが、「ニキビが出来たら皮膚科に行く」は当たり前になっていてほしいです。