ニキビの原因

 

「ニキビができる原因ってなんですか?」

「洗顔や食生活に気を使っているのにニキビができる・・・」

 

ニキビは色々な原因が複雑に絡んでいるため、原因を特定するのは困難です。

しかし、”メカニズムやニキビの原因に関わっているものを知ることで、ある程度の予防は可能”です。

 

そこで今回はニキビができるメカニズムや原因をまとめて解説していきます。

この記事ではニキビの原因となりえる要因を幅広く網羅していますが、やや長文気味です。

 

自分のニキビの原因が気になったときは記事の要因を見比べながら、何が原因になっているか考えてみましょう!

ニキビの原因が気になっている方は参考にしてみてください!

 

【完全保存版】3ヶ月で治すニキビの治し方まとめ

 

ニキビができるメカニズム

角化異常の原因

 

ニキビは、”皮膚が厚くなることで、毛穴が閉じてしまう”ことから始まります。

アクネ菌や皮脂が原因としては有名ですが、”角化異常で毛穴が閉塞することが根本的な原因”です。

 

皮膚が厚くなる原因は色々ありますが、ホルモンバランスの乱れや乾燥、肌に触りすぎるなどが挙げられます。

またこの状態を”微小面皰(びしょうめんぽう)”と呼び、目には見えませんがニキビの赤ちゃんとして扱われています。

 

隠れニキビ(微小面皰)の治し方!繰り返しニキビを治すカギは維持療法

 

皮脂腺

 

毛穴が閉じてしまうと、毛穴の中に皮脂が溜まってしまいます。

ちなみに皮脂が出てくるところを皮脂腺と言い、毛穴の中に存在しています。

しかし、この状態では皮脂腺から皮脂が分泌されても、外に排出されることはありません。

 

毛穴の皮脂が増える

 

皮脂が毛穴の中で増え続けると、毛穴が少し膨らんできます。

こうなると、外からも目で見えるようになります。

 

白ニキビ

 

これが”白ニキビ(閉鎖面皰)”と呼ばれる段階です。

 

黒ニキビ

 

さらにもう1つあって、皮脂が増え続けていくうちに毛穴が開いてしまったものを”黒ニキビ(開放面皰)”と呼びます。

よく言われているイチゴ鼻のような黒ずみは黒ニキビに当てはまります。

黒くなる理由は、”皮脂が空気に触れ続けることで酸化するから”です。

 

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アクネ菌の炎症

 

そして、詰まった毛穴の中でアクネ菌が増殖します。

アクネ菌は嫌気性細菌の一種で、酸素がある場所では生きるのが難しいのです。

 

しかし、”毛穴が詰まってしまい、酸素がないのでアクネ菌が増殖できる”というわけです。

アクネ菌が増殖してから炎症が起きるメカニズムは色々あります。

 


 

  • 好中球(白血球の仲間)
  • 自然免疫
  • プロテアーゼ
  • 獲得免疫(T細胞)

 


 

炎症の詳しいメカニズムはここでは省略します。(長い上に難しいです)

ただ4つともすべてアクネ菌が起点となっていて、アクネ菌を殺菌するために炎症が起きています。

 

この赤いニキビが”炎症性皮疹(えんしょうせいひしん)”です。

炎症のほかに毛穴を破壊することもあり、大きな赤ニキビには好中球が関係しています。

 

赤ニキビの4つの原因と4つの治し方!炎症ニキビの方必見!

 

黄ニキビ

 

この黄色い膿は”膿疱(のうほう)”と言い、主に”好中球やアクネ菌の死がい”です。

よく黄色い膿があるニキビを白ニキビと呼んでいる人がいますが、全くの別物なので注意してください。

そして、ここまで来るとニキビは徐々に治っていきます。

 

黄ニキビの原因と治し方を一挙公開!化膿ニキビの対処法とは!?

 

ニキビの原因菌の「アクネ菌」とは?

細菌

 

アクネ菌とは、正式名称を”プロピオバクテリウム・アクネス(Propionibacterium acnes)”という細菌の一種です。

ニキビの原因菌として有名な細菌だと思います。

 

アクネ菌は酸素を嫌う細菌で、毛穴が閉じたときに増殖します。

メカニズムの説明でも言ったように、”ニキビが炎症するのはアクネ菌の影響”です。

 

「なら、アクネ菌を殺菌すればニキビはできない!」と思うかもしれませんが、アクネ菌は皮膚に常にいる常在菌です。

アクネ菌を完全に殺菌するのは現実的ではないので、アクネ菌がニキビに関わる途中で対処できる薬を利用しています。

 

ニキビの原因菌であるアクネ菌とは?

 

ニキビができる8つの原因

ニキビの大きな原因は主に3つです。

 


 

  • 角化異常
  • 過剰な皮脂分泌
  • アクネ菌の増殖

 


 

この3つはニキビのきっかけとなったり、炎症を発症させる要因になったりします。

もっと言うと、この3つを引き起こす要因もニキビの原因と言えます。

 


 

  • ホルモンバランスの乱れ
  • 睡眠不足
  • ストレス
  • 乾燥
  • 紫外線
  • ニキビを触る・潰す
  • 食べ物・食事
  • 間違ったスキンケアや化粧品

 


 

それがこの8つです。

それぞれ説明していきます!

 

1.ホルモンバランスの乱れ

 

ホルモンバランスの乱れ

 

ニキビの原因でよく挙げられるのが、”ホルモンバランスの乱れ”です。

 


 

  • 思春期
  • 生理前
  • 睡眠不足
  • ストレス

 


 

ホルモンバランスを乱す要因は色々あります。

中学や高校の時期や生理前にニキビができやすくなるのは”ホルモンバランスの影響”です。

 

ホルモンには色々な種類がありますが、今回はアンドロゲン(男性ホルモン)がニキビの原因になるメカニズムを解説します。

男性ホルモンはニキビの原因になるとわかっていて、詳しい研究もされています。

 

Androgens stimulate proliferation of keratinocytes, size of sebaceous glands and sebum secretion.

(訳:アンドロゲンは、ケラチノサイトの増殖、皮脂腺の大きさおよび皮脂分泌を刺激する)

(引用元:The aetiopathogenesis of acne vulgaris – what’s new?

 

アンドロゲンは角化細胞の増殖や皮脂腺の増大、皮脂分泌の促進をさせます。

 

表皮

 

角化細胞とは、上の4つの層にそれぞれ存在する細胞のことです。

ニキビのメカニズムで毛穴を閉じてしまうのも、この細胞が増えて角質層が厚くなってしまうからです。

 

つまり、”アンドロゲンは毛穴を閉じるのと皮脂分泌の促進”の2つの原因を担っています。

だから、アンドロゲン(男性ホルモン)はニキビの原因になってしまうのです。

 

中学生や高校生になって、ニキビができやすくなるのはこのアンドロゲンの影響です。

男性の成長期は、主にアンドロゲンが分泌されることで起こります。

女性の成長期の場合はエストロゲン(卵胞ホルモン)と呼ばれる女性ホルモンが分泌されます。

 

思春期ニキビの原因と5つの治し方!青春のシンボルをぶっ飛ばす!

 

生理前

生理

 

生理前ニキビは女性限定で起こるニキビで、ホルモンバランスの変化が影響しています。

女性ホルモンには2種類あります。

 


 

  • 黄体ホルモン(プロゲステロン)
  • 卵胞ホルモン(エストロゲン)

 


 

生理前ニキビの原因になっているのが、”プロゲステロン(黄体ホルモン)”です。

このホルモンはアンドロゲン(男性ホルモン)と似た構造をしているため、似たような働きをします。

 

具体的には”皮脂分泌を促進し、ニキビを悪化させやすい環境”にします。

ちなみに生理前に起こる、”むくみ””イライラ”もこのホルモンが原因です。

 

生理前のような一時的なホルモンバランスの乱れがニキビの原因になるケースはよく見られます。

ただ、生理前に限らず、ニキビができるようなら皮膚科へ行くことをおすすめします。

 

2.睡眠不足

睡眠

 

人の皮膚は、睡眠中に修復されます。

日中は脳やお腹に血液が集中するため、肌にはほとんど栄養が回りません。

しかし、睡眠中は肌にも栄養が回り始めるため、この睡眠が欠けてしまうと、肌荒れしやすくなります。

 

concurrent with early nocturnal SWS, the HPA axis is suppressed. Conversely, sleep deprivation is associated with HPA axis activation. Sleep fragmentation or nocturnal awakenings have been shown to cause additional pulsatile cortisol release. The cortisol rhythm is additionally influenced by the time of final awakening.

(訳)初期の夜間のSWSと並行して、HPA軸は抑制される。逆に、睡眠不足はHPA軸の活性化に関連する。睡眠の断片化または夜間の目覚めは、拍動性のコルチゾール放出を引き起こすことが示されている。コルチゾールのリズムは、最終的な目覚めの時間によってさらに影響される。

※SWS:slow wave sleep(遅い睡眠)

※HPA軸:視床下部-下垂体-副腎系のこと

(引用元:On the Interactions of the Hypothalamic-Pituitary-Adrenal (HPA) Axis and Sleep: Normal HPA Axis Activity and Circadian Rhythm, Exemplary Sleep Disorders

 

この論文では、睡眠不足によって、”コルチゾール”というホルモンが分泌されることがわかっています。

すると、過剰な皮脂分泌が引き起こされるので、ニキビを悪化させると考えられています。

 

肌の修復にかかる時間は6時間と言われているため、睡眠時間は”最低6時間以上とる”のが理想的です。

睡眠はニキビだけではなく、健康上のリスクになるので注意です。

 

枕の衛生面に要注意!寝具はニキビの大きな原因!

 

3.ストレス

ストレス

 

ニキビとストレスの関係は実体験でも関係していると感じる人が多いでしょう。

ニキビに悩む患者さんの約8割は「日常的にストレスを感じている」という報告もされているほどです。

ニキビとストレスについては色々な研究がされています。

 

There is increasing evidence to suggest that the nervous system (such as emotional stress) can influence the course of acne. Cutaneous neurogenic factors may contribute to the onset and⁄or exacerbation of acne inflammation.

(訳)神経系(感情的ストレスなど)がにきびの経過に影響を与える可能性があることを示唆する証拠が増えています。皮膚の神経原性因子は、にきびの炎症の発症および/または悪化に寄与し得ます。

(引用元:Neuroendocrine regulation of sebocytes — a pathogenetic link between stress and acne.

 

上の研究では、”ストレスが原因で分泌されるホルモンが皮脂細胞を刺激して、ニキビを悪化させる原因になっている可能性がある”と報告されています。

そのホルモンというのが先ほども出てきたHPA軸周辺に関係しています。

日本でも、HPA軸とニキビについての研究がされています。

 

ストレス時にはcorticotropin-releasing hormone(CRH)が増加し,視床下部―下垂体―副腎皮質系が亢進する。

男性化徴候を伴わない本邦の女性痤瘡患者において,視床下部―下垂体系の軽度の機能異常を認める症例があり,そのことがストレスによる痤瘡病態の悪化と関連があることが示唆された。

(引用元:思春期後発症の女性痤瘡患者におけるcorticotropin-releasing hormone(CRH)試験による視床下部―下垂体系の機能異常

 

つまり、”ストレスを感じると、ホルモンバランスが乱れ、皮脂の分泌を促進させたり角化異常を起こしたりしてしまう”わけです。

ただストレスの場合は間接的に不眠や暴飲暴食などを引き起こす恐れがあるので、これ以外にもニキビの原因に関わっていると考えられます。

 

ストレスはニキビの原因のひとつです!ストレスニキビの治し方を解説!

 

4.乾燥

乾燥

 

”乾燥は角化異常の原因のひとつ”です。

ただ、皮脂が多い人ほどニキビができやすいというイメージの人が多いため、あまり知られていません。

しかし、大人ニキビや乾燥肌の人にニキビができやすいのはこれが原因です。

 

富士フイルム水分量
(引用元:ニキビ用化粧品「ルナメアAC」の開発

 

これは富士フイルムが大人ニキビの発生メカニズムを実験したときのデータです。

実験結果を簡単にまとめると、”ニキビが多い人ほど保持水分量が少ない傾向があったが、油分量に差は無かった”というものでした。

 

つまり、ニキビの原因は皮脂の量ではなく、”水分量”ということがわかります。

皮膚が乾燥してしまうと、乾燥から肌を守る役割があるため、皮膚を厚くして守ろうとします。

 

角化異常

 

しかし、厚くなった皮膚は毛穴の先をふさいでしまうことがあります。

これが”角化異常”です。

 

角化異常になると、毛穴が詰まり皮脂が溜まっていきます。

つまり、乾燥はニキビの原因となるのです。

画像を見ていただけるとわかるようにあごやフェイスラインは乾燥しやすくなっているので「繰り返す顎ニキビを治したい!顎ニキビの3つの治し方!」を参考にしてください。

 

乾燥がニキビの原因に!?大人ニキビや乾燥肌にニキビができる理由

 

5.ニキビを触る・潰す

触る

 

ニキビは”触ったり潰したりすると、角化異常の原因”になります。

 

毛漏斗の閉塞には、表皮細胞から分泌されるIL-1αによる角化異常が関与することが知られている

IL-1α:炎症性サイトカインのこと

参考:にきび最前線、ニキビ治療薬編

 

IL-1αは”角化細胞の分裂や増殖を促進して、ニキビの赤ちゃんを形成”します。

このIL-1αはバリア機能が低下すると作り出されるので、以下のような行動には注意しましょう。

 


 

  • 触るクセ(頬杖)
  • マスク
  • 服装
  • 眠り方

 


 

これらの影響で”皮膚を刺激していると、バリア機能が低下して、角化細胞の増殖を促進”させてしまうわけです。

そして、皮膚が厚くなることで、毛穴が詰まってしまい、その部分に集中してニキビができやすくなります。

 

推測ですが、頬の片側に集中してできるときも同じメカニズムだと考えています。

枕の衛生面と説明しているサイトが多いですが、ずっと枕に触れていることで角化異常になったのだとも考えています。

 

ニキビを潰す癖がある人必見!ニキビの芯を潰す正しい方法まとめ!

 

6.紫外線

紫外線

 

紫外線は、ニキビの原因にもなります。

なぜなら、紫外線を浴びると”皮脂の分泌促進””角化異常”を起こすことがわかっているからです。

 

中波長紫外線は培養ハムスター脂腺細胞の細胞増殖および脂質生成を照射量依存性に増加させることが判明した。

(引用元:紫外線の皮脂腺に及ぼす影響

 

このことから”UVBが皮脂分泌促進に影響を与える”とわかりました。

また資生堂が行った別の実験では、以下のような結果が出ています。

 

紫外線B照射による皮膚組織学的変化を検討した結果、正常皮膚と比較して、紫外線照射後48時間の皮膚では、顕著な表皮肥厚が認められた。

(引用元:しわ発生の新たなメカニズム~紫外線と血管新生~

 

こちらも”UVBが肌の表面を厚くする”とわかりました。

理論上はこれで毛穴が閉塞して、ニキビの原因になると考えられます。

 

特に紫外線はニキビに以外にも色々な悪影響があるものなので、紫外線対策は欠かさないようにしなければなりません。

詳しい紫外線対策は以下の記事を参考にしてください。

 

紫外線がニキビの原因に!?絶対に必要な紫外線対策まとめ

 

7.食事と食べ物

食べ物

 

ニキビと食べ物については色々な議論がされていますが、明確な答えが出ていません。

日本皮膚科学会は以下のような結論を出しています。

 

座瘡患者に,特定の食べ物を一律に制限することは推奨 しない

(引用元:尋常性ざ瘡治療ガイドライン2017

 

そのため、ニキビを治すときは食事制限などをする必要はありません。

ただ、食べ物によっては”インスリン”というホルモンを分泌させて、過剰な皮脂分泌の原因になることがあります。

”理論上は、それらの食べ物がニキビを悪化させる原因になっている”わけです。

 


 

  • ファーストフード
  • アルコール
  • マーガリン、バター
  • 甘いお菓子
  • ジャガイモ類

 


 

これらの食べ物や飲み物は、皮脂の分泌を促進する働きがあります。

そうは言っても、ニキビ治療のとき、”バランスの良い食事を心がけるくらいで良い”です。

 

食べ物はニキビを治す!?ニキビと食事の関係について!

 

チョコレートはニキビの原因?

チョコレート

 

チョコレートがニキビの原因になるかは賛否がわかれています。

”カカオポリフェノールによって抗酸化作用が期待できる”という意見もあれば、”カカオパウダーがニキビの原因になった”という報告もあります。

 

ただし、日本皮膚科学会では食事制限は推奨されていません。

なので、”チョコレートは食べても食べなくてもOK”です。

 

ニキビの不安が嫌だという人は避ければいいですし、好きな人は普通に食べてください。

どっちでもいい人は食べ過ぎに気をつければ良いです。

 

チョコを食べすぎるとニキビができる?ニキビとチョコレートの関係!

 

8.間違ったスキンケアと化粧品

スキンケア

 

ニキビの原因として、間違ったスキンケアやニキビの原因になる化粧品が挙げられます。

間違ったスキンケアは色々ありますが、バリア機能の低下をまねくやり方だとニキビの原因になりえます。

 

理屈は、「ニキビを触る・潰す」と同じメカニズムです。

ここではよくありがちな間違ったスキンケアをまとめておきます。

 


 

  • 1日5回も10回も洗顔する
  • 強くゴシゴシと洗顔している
  • ほとんど泡立てずに洗顔している
  • すすぎ残しがある
  • 2分以上かけて洗顔している
  • 仕上げに冷水で肌を引き締める

 


 

”これらのスキンケアは肌に負担をかけ、ニキビの原因になったり悪化したりする”ので注意してください。

特に洗顔のやり方については日本皮膚科学会でもまとめられています。

 

強くこすったり、1日に5回も10回も洗顔したりする必要はありません。このような洗顔法では炎症がおきて、にきびは悪化します。

(引用元:日本皮膚科学会-にきびQ16不潔だからにきびができるのですか?洗顔方法は?

 

また保湿についても色々な間違ったケアがあります。

 


 

  • 手で叩きながら浸透させる
  • 2~3回に分けて、重ねづけする
  • 強くこすりながら保湿させる
  • 使う量を少なくする

 


 

”保湿についてはより浸透させようとして、肌の負担になるやり方をおこなっている人が多い印象”です。

基本的に化粧水などが肌にぐんぐん浸透することはありません。

正しいやり方は各化粧品が推奨している方法を参考にするべきですが、肌の負担になるようなやり方は避けるのが無難です。

 

ニキビ肌必見!正しい洗顔方法と間違った洗顔のやり方まとめ

あなたの保湿は大丈夫?ニキビの正しい保湿方法と保湿ケア商品

 

ニキビの原因になる化粧品

化粧品の中にはニキビの原因になってしまう成分が配合されていることがあります。

1970年に報告された研究では、”髪につけるポマード(整髪料)がニキビの原因になっていると報告”されました。

 

Application of five pomades to back skin under continuous occlusion for eight weeks produced microscopic signs of early comedone formation. Histologically, pomade acne was indistinguishable acne vulgaris.

(訳:8週間にわたる連続的な閉塞の下で5つのポマードを背中の皮膚に適用すると、初期の面皰形成の顕微鏡的徴候が生じた。組織学的には、ポマード・アクネは尋常性尋常性ざ瘡(ニキビ)であった。)

(引用元:Pomade Acne

 

その後の研究でニキビの原因となる成分が調べられています。

 

Half of 25 facial cosmetic creams were found to be mildly comedogenic when tested in rabbits’ external ear canals. Substances which are common constituents of cosmetics were also comedogenic, namely, lanolin, petrolatum, certain vegetable oils, and pure chemicals such as butyl stearate, lauryl alcohol, and oleic acid.

(訳:ウサギの外耳道で試験した場合、25の顔面化粧クリームの半分が軽度のコメド形成性であることが判明した。化粧品の共通成分である物質は、コメディアン生成物、すなわちラノリン、ペトロラタム、特定の植物油、およびブチルステアレート、ラウリルアルコール、およびオレイン酸のような純粋な化学物質でもあった)

(引用元:“Acne Cosmetica”

 

こういうこともあって、”昔はメイクをすると、ニキビの原因になると言われていた”時期があります。

しかし、今ではニキビの原因になりにくい化粧品が多く出てきています。

 

ノンコメドジェニックテスト済み

 

特に現在ではノンコメドジェニックテストという試験があり、これで承認されている化粧品はニキビができにくいことを証明されています。

”日本皮膚科学会もノンコメドジェニックテスト済みと表示された化粧品を推奨”しています。

 

痤瘡患者のスキンケアに痤瘡用基礎化粧品の使用を選択肢の一つとして推奨する。但し、痤瘡患者への使用試験が報告されている低刺激性でノンコメドジェニックな痤瘡用基礎化粧品を選択するなどの配慮が必要である。

(引用元:尋常性ざ瘡治療ガイドライン2017

 

基本的にこの表示があるものを選んでおけば、化粧品が原因でニキビができることはほぼないでしょう。

ただし、この化粧品でニキビが治ったり、完全にニキビができなくなるというわけではありません。

あくまで「化粧品が原因で」ニキビができることはなくなります。

 

エタノールが配合されているとダメって本当?エタノールの真実!

2018年度!ニキビ化粧品ランキング!ニキビに効く化粧品はどれ!?

 

まとめ

ニキビの原因は、大きく分けて8つに分けることができます。

 


 

  • ホルモンバランスの乱れ
  • 睡眠不足
  • ストレス
  • 乾燥
  • 紫外線
  • ニキビを触る・潰す
  • 食べ物・食事
  • 間違ったスキンケア、化粧品

 


 

この8つがニキビの根本的な原因であり、ニキビを悪化させる原因になります。

ただ原因を特定して解消するよりも、ニキビを治すことに集中してほしいです。

 

ニキビの原因から入ってしまうと、どうしても努力と成果が合わない場合が出てきます。

よくある例としては、

 

「10時に寝て野菜中心の食事にしたのにニキビが治らない・・・」

 

ということになりかねません。

初めに言ったように、ニキビの原因は複雑に絡み合っています。

 

ひとつやふたつ健康的な生活にしたからと言って、ニキビが治るわけではありません。

ニキビの原因は知識として覚えておいて、治すときは「3ヶ月で治すニキビの治し方講座」を実践してください。

 

ニキビの治し方講座【基礎編】

 

ニキビの基本