オードムーゲは、”小林製薬から出ているニキビ用拭き取り化粧水”です。
オードムーゲの歴史は1953年のムーゲという消毒薬から始まっていて、65年前から販売されているロングセラー商品です。
主に”殺菌作用や抗炎症作用によって、ニキビ予防”をしていきます。
近所にドラッグストアにも必ずといっていいほどありますし、見かけたことがあるという人も多いでしょう。
しかし、「オードムーゲは刺激が強い!」や「ニキビに使ったら悪化した!」といった口コミも多数見られます。
今回はオードムーゲを実際に使ってみて、ニキビへの効果や刺激感について解説していきます!
オードムーゲが気になっていた方は参考にしてみてください!
目次
商品の基本情報
商品名 | オードムーゲ拭き取り化粧水 |
---|---|
販売会社 | 株式会社小林製薬 |
分類 | 医薬部外品 |
価格 | 1,048円 |
トライアル価格 | なし |
最低継続回数 | 継続回数なし |
送料 | 無料(Amazonの場合) |
内容量 | 160ml |
特典 | なし |
オードムーゲ拭き取り化粧水の良い口コミ・良かった点
1.清涼感が気持ちいい。シーブリーズに似ている
オードムーゲは”エタノールが配合されていることで、使用感がとても良い”です。
使用感はシーブリーズのデオ&ウォーターによく似ていて、夏は特にスッキリと使えます。
私は”脂性肌ということもあって、オードムーゲの使用感は好き”でした。
おそらく夏の日焼け後の火照りに使うと、良い熱冷ましになると思います。
2.コスパも比較的良い
オードムーゲは”160mlで、1048円”です。
ダントツでコスパが良いわけではありませんが、コスパは悪くありません。
160ml以外にも500mlタイプが用意されていて、2,808円でした。
コスパで考えると500mlの方がお得ですが、”はじめての方なら160mlで充分”だと思います。
3.殺菌作用と抗炎症作用が期待できる
オードムーゲは医薬部外品で、有効成分にはイソプロピルメチルフェノールとグリチルリチン酸二カリウムが配合されています。
- イソプロピルメチルフェノール・グリチルリチン酸二カリウムとは?
- イソプロピルメチルフェノールとは、殺菌作用のある成分です。化粧水の配合上限量が0.1%と定められているので抗菌薬ほどの効果はありません。
グリチルリチン酸二カリウムとは、抗炎症作用のある成分です。甘草から抽出できる成分で、ニキビの炎症を抑制してくれます。
この2つの成分は、ニキビ化粧品によく配合されています。
”どちらも刺激性は低く、大半の人が刺激なく使えます。”
ただどちらも赤ニキビ向けで、白ニキビや黒ニキビには意味がありません。
”赤く炎症したニキビや黄色い膿があるニキビにのみ使う”ようにしましょう。
4.ノンコメドジェニックテスト済みになっている
オードムーゲは、”ノンコメドジェニックテスト済み”です。
ノンコメドジェニックテスト済みとは、化粧品が原因によるニキビはできにくいと証明するテストです。
日本皮膚科学会でも、”ニキビに悩む人にノンコメドジェニックテスト済みの化粧品を推奨”しています。
痤瘡患者のスキンケアに痤瘡用基礎化粧品の使用を選択肢の一つとして推奨する。但し、痤瘡患者への使用試験が報告されている低刺激性でノンコメドジェニックな痤瘡用基礎化粧品を選択するなどの配慮が必要である。
(引用元:尋常性ざ瘡治療ガイドライン2017)
”ニキビ予防向けに作られた化粧水だけあって、このあたりも徹底しているのはさすが”です。
ただしこのテストがされているからといって、ニキビが治るわけではありませんし、ニキビができないわけではないので注意してください。
オードムーゲ拭き取り化粧水の悪い口コミ・残念だった点
1.保湿力は低い
”オードムーゲの拭き取り化粧水は他商品と比べても、保湿成分が少ない”です。
配合されている保湿成分はグリセリンだけで、実際に使っても保湿されている感じはしませんでした。
むしろエタノールの揮発性によって、”肌の水分が飛ぶので乾燥を促進させる恐れがあります。”
揮発性とは、アルコール消毒のような水分と熱を奪って蒸発する性質のことです。
この性質があれば、ベタつきがなくなり使用感が良くなります。
しかし、水分を奪ってしまうので、保湿には向かないのです。
2.刺激の強い成分が配合されている
オードムーゲは、敏感肌が刺激を感じやすいエタノールが配合されています。
”敏感肌の方がオードムーゲを使って、ヒリヒリしたり赤くなったりするのはアルコール過敏の影響”です。
もし今までアルコール系の成分が配合された化粧品で、刺激や赤みの経験があったら使用は避けるのが良いでしょう。
ちなみにエタノールが配合されていても、全成分表示の最後に表示されていたら問題ないケースもあります。
この場合は植物エキスの抽出に利用されているケースで、かなり微量なので敏感肌でも利用できてしまいます。
ただオードムーゲの場合はエタノールを清涼感目的で使っているので、敏感肌の方は注意しなければなりません。
3.オードムーゲの拭き取り化粧水を使うはやや過剰なケアに見える
オードムーゲの拭き取り化粧水は皮脂汚れや古い角質を取り除くのが目的なので、洗顔後にすぐ利用します。
しかし、洗顔がその目的を担っているので、必要ないと言えばありません。
特に”エタノールが配合されていて、低刺激ではありませんし保湿もできないので、ニキビ予防としては微妙”です。
実際に試してレビュー
今回は、”オードムーゲの160mlタイプを購入”しました。
公式では1048円でしたが、Amazonで購入したので1385円でした。
ドラッグストアや他通販と比較しても、やや高めの価格です。
裏面には効能や効果、使用方法などが書かれています。
使用方法
洗顔後の素肌にご使用ください。コットンに適量含ませ、お肌の汚れを溶かし出すように優しく拭き取ってください。ニキビができやすい部分には、コットンにたっぷり含ませてパックしてください。
※その後、いつものスキンケアをおこなってください。化粧水と同じように手でなじませてもお使いいただけます。
実際の使い方については、以下の動画で説明されています。
動画の方がわかりやすいので、使うときに一度参考にしてみてください!
全成分は以下のとおりです。
有効成分:イソプロピルメチルフェノール、グリチルリチン酸二カリウム
その他の成分:エタノール、グリセリン、プロピレングリコール、マクロゴール4000、香料、精製水
”化粧水としては、かなりシンプルな構成”です。
たたエタノールが配合されているので、敏感肌の方は注意する必要があります。
こちらがオードムーゲの本体です。
”容器はプラスチックボトルで、デザインも良さげ”です。
裏面には箱と同様に効果や使用方法、成分などが書かれています。
テクスチャーは無色透明で、サラサラとした水のようです。
”香りはシーブリーズのようなニオイで、個人的には好きなニオイ”でした。
実際にコットンに浸して使ってみると、肌なじみは悪くありません。
”スーッとなじんで、すぐにツルッとした肌”になります。
ただ清涼感がありますし、保湿力はほとんどありません。
乾燥肌や敏感肌には、向かない化粧水だと思います。
もし使うとしたら、”夏で火照のあるときや脂性肌でベタつくときがオススメ”です。
オードムーゲ拭き取り化粧水のスキンケアの流れ
”オードムーゲ拭き取り化粧水は保湿化粧水とは別物の化粧水”です。
よく間違えている方がいますが、保湿用に作られているわけではありません。
実際に使うときは、”オードムーゲとは別に保湿剤が必要”です。
スキンケアの流れとしては上記のように洗顔と保湿化粧水の間に使います。
価格比較!最安値で購入できる通販は?
オードムーゲの通販で最安値は、”楽天”でした。
価格 | 送料 | |
---|---|---|
Amazon | 1,385円 | 無料 |
楽天 | 780円 | 540円 |
マツモトキヨシオンライン | 1,047円 | 540円 |
ケンコーコム | 1,047円 | 600円 |
公式サイトはの希望価格は1048円だったので、ドラッグストアで購入するほうが安い可能性があります。
最安値の楽天は合計で1,320円なので、Amazonとも大きな違いはありません。
総合評価
オードムーゲは、”使用感に優れた拭き取り化粧水”でした。
有効成分もニキビ予防向けですし、ノンコメドジェニックテスト済みにもなっています。
しかし、ニキビ予防としてオードムーゲを使うのはオススメできません。
なぜなら、”日本皮膚科学会が低刺激性と保湿性に優れた化粧品を推奨しているから”です。
オードムーゲはエタノールが配合されていて、”敏感肌や乾燥肌の方が刺激を感じる恐れ”があります。
また保湿成分がほとんど配合されておらず、”保湿できないのもニキビ予防としてはイマイチ”です。
価格もダントツでコスパが良いわけでもないので、市販の化粧水として特別オードムーゲをオススメするということはありません。
ただ個人的には、”火照りの対策として使うのはあり”だと思っています。
使用感は悪くありませんし、スーッと気持ち良いのでオススメです。
オードムーゲについて気になっていた方は参考にしてみてください!