「ニキビがあるときはクレンジングしちゃダメ?」
「ニキビ肌のクレンジング方法が知りたい!」
今回はニキビ肌のためのクレンジング方法を解説していきます。
クレンジングについては色々な噂がありますが、”ニキビ肌でも使用して問題ありません。”
むしろ”メイクを落とさずにいる方が刺激になってしまうので、ちゃんとクレンジングする”ようにしてください。
またニキビ肌の正しいクレンジング方法や注意すべきポイントもまとめていきます。
ニキビに悩んでいて、クレンジングに疑問を抱いている方は参考にしてみてください!
目次
メイクを落とさず放置するとニキビの原因になるかも
先ほども解説したように、”ニキビ肌でもクレンジングすべき”です。
なぜなら、メイクや古い角質などが皮膚に残ってしまうと、皮膚の刺激となり角化異常の原因になってしまうからです。
よくクレンジングが肌の負担になるというような説明がされているサイトもあります。
しかし、それはメイク禁止と言っているようなものです。
ニキビの専門書を読んでいても、”メイクを落とすためには洗顔料だけではなく、メイククレンジングが必要になる”と書かれています。
なので、ニキビができていても安心してクレンジングを使うようにしてください。
またメイクなども正しいやり方ですれば、利用できるので気になった方は以下の記事を参考にどうぞ。
ニキビにファンデーションはあり?ニキビを悪化させないメイク方法と選び方
ニキビ肌のクレンジングのやり方と手順
ニキビ肌のクレンジング方法と言っても、基本的なやり方は変わりません。
- ポイントメイクから落とす
- クレンジングを適量取り出す
- Tゾーンからクレンジングしていく
- Uゾーン・フェイスラインのクレンジングをする
- ぬるま湯で洗い流す
- 洗顔へ
それぞれ解説していきます!
1.ポイントメイクから落とす
クレンジングするときは、初めにポイントメイクから落としていきます。
ベースメイクとポイントメイクを同時におこなってしまうと、ポイントメイクが落ちにくく、結果として力が入ってしまいます。
何度も言っていますが、ゴシゴシと力を入れて擦ってしまうのは肌の刺激になりかねません。
そのため、”目元や口元のポイントメイクは先に落とすことを推奨”します。
2.クレンジングを適量取り出す
クレンジングを使うときはケチらずに必ず適量使ってください。
”量が少なすぎると、摩擦による刺激が増えてしまいます。”
理想なのは十分な量のクレンジングを使って、力を入れずに指先でクレンジングをなじませていくやり方です。
3.Tゾーンからクレンジングしていく
クレンジングはスキンケアの中でも肌への刺激が強いケアです。
そのため、”顔の皮膚の中でも強いTゾーンからクレンジング”します。
Tゾーンとは、おでこや鼻の比較的皮脂の分泌量が多い部位です。
この部位に指を使って、軽くメイクをなじませていきましょう。
4.Uゾーン・フェイスラインのクレンジングをする
Tゾーンになじませ終えたら、次はUゾーンになじませていきます。
Uゾーンとは、頬やアゴ、フェイスラインのことです。
Uゾーンは比較的水分量・油分量が少ない部位となっています。
そのため、できるだけ刺激を与えないように優しくなじませてください。
5.ぬるま湯で洗い流す
クレンジングし終えたら、ぬるま湯で洗い流していきます。
クレンジングをした後はベタつきが残りますが、これは洗顔で洗い流すので今は大丈夫です。
ちなみにクレンジングは短時間で終わらせるようにしてください。
目安としては”ここまでで1分以内に終わるといい”でしょう。
”ぬるま湯の温度は32℃程度で冷たくも温かくもないくらいの水”を使います。
これ以上高いと、皮脂が落ちやすくなり、乾燥を促進してしまうので注意が必要です。
6.洗顔へ
ここから続けて洗顔へと移ります。
洗顔のやり方については以下の記事を参考にしてください!
ニキビ肌がクレンジングをするときに注意すべきポイント
ニキビ肌がクレンジングするときは注意するべきポイントが4つあります。
- 拭き取り用のクレンジングは肌の刺激になりやすい
- オイルクレンジングでニキビは悪化しない
- クレンジングはゴシゴシとこすらない
- クレンジングは十分な量使う
この4つはニキビに悩む人だけではなく、クレンジングを使う人全体にも言えます。
それぞれ解説していきます!
1.拭き取り用のクレンジングは肌の刺激になりやすい
何度も言っていますが、肌を摩擦するのは刺激になりやすいです。
特に”ニキビがある人はニキビを潰してしまう恐れがあるので、拭き取り用は当サイトではオススメしていません。”
ただし、ポイントメイクを落とすときは目元や口元になるので、問題ないと考えています。
顔には使わないのが無難なので、できるだけこすらないで使えるクレンジングを使いましょう。
2.オイルクレンジングでニキビは悪化しない
オイルクレンジングは肌への負担がかかりやすく、ニキビにオススメしないといった説明をしているサイトが多くあります。
しかし、”オイルクレンジングがニキビを悪化させるという科学的根拠はありません。”
むしろ、オイルクレンジングでニキビが改善したという報告がされているくらいです。
オイルクレンジングで座瘡の個数は改善し、クレンジング使用による悪化はなかったとする報告が、日本から出されていることから、オイルクレンジングを悪化因子とする根拠はなく、むしろ安全に使用できるメイク落しの一つの候補となる
(引用元:尋常性ざ瘡治療ガイドライン2017)
このように、オイルクレンジングはニキビに悩んでいても十分に使えるクレンジングです。
オイルクレンジングを使うか悩んでいた方は使っても問題ありません。
3.クレンジングはゴシゴシしない
何度も言っていますが、クレンジングでこすったり強く力を入れたりするのはオススメしません。
それ自体が肌の刺激になりますし、最悪ニキビを潰してしまいます。
また強くこすらないためにも、クレンジングは十分に使うようにしましょう。
基本的にクレンジングは優しくしても、落ちるようになっています。
それでも落ちないなら、使っている量が少ないことが原因かもしれません。
ニキビ肌が使うべきクレンジングの種類と特徴
クレンジングには色々な種類があります。
- ミルククレンジング
- クレンジングジェル
- クレンジングクリーム
- オイルクレンジング
それぞれ解説していきます!
1.ミルククレンジング
ミルククレンジングは見た目が乳液のようで、テクスチャーがよく伸び肌なじみが非常にいいです。
”ミルククレンジングは肌への刺激が少ないのが特徴で、主に乾燥肌や敏感肌にオススメ”です。
このクレンジングは手のひらで温めることで、よりメイクが落ちやすくなります。
これは転相という仕組みで、テクスチャーをあたためることで油分が表面に出てきて、その油分がメイクや皮脂汚れを落としていきます。
ただし使用感としてはさっぱり洗い流すという感じではないため、物足りないと感じる人も多いです。
2.クレンジングジェル
”クレンジングジェルはテクスチャーがジェルになっていて、手が肌に触れずにクレンジングしやすい”です。
クレンジングジェルにも色々ありますが、乳化していないジェルタイプは界面活性剤が多くなっています。
そのため、洗浄力と肌への刺激は比較的高いです。
クレンジングの仕組みはミルククレンジングと同じく転相で、ジェルを手のひらで温めることでより落としやすくなります。
乾燥肌や敏感肌向きではありますが、脂性肌でも使えるオールマイティーなクレンジングです。
3.クレンジングクリーム
”クリームクレンジングは洗浄力と肌への負担のバランスが良いクレンジング”です。
テクスチャーはジェルほどではありませんが、こすらずにメイクを落とせます。
また洗浄力も強すぎるということはなく、肌を乾燥させづらいのも魅力的です。
クレンジングの仕組みは上2つと同じく転相なので、少し手で温めてからおこなうと落としやすくなります。
使う人の肌質を選ばないのが大きなメリットです。
4.オイルクレンジング
”クレンジングオイルは洗浄力・肌への刺激ともに強いのが特徴”です。
実際に使うとわかりますが、簡単に落ちていくので根強い人気があります。
ただしその洗浄力の強さからクレンジングをした後に乾燥を感じる人もいます。
オイルクレンジングがニキビを悪化させないことは科学的に証明されていますが、それでも肌質を選ぶクレンジングだと考えています。
乾燥肌や敏感肌の方はクレンジングオイルよりも洗浄力の低いクレンジングを選ぶことをオススメします。
逆に”脂性肌の方はクレンジングオイルがニキビを改善するという報告もされているので、試してみてください。”
まとめ
クレンジングは肌に負担をかけやすいケアの1つですが、正しい方法をおこなえば、肌やニキビに負担をかけずにケアできます。
ただ見た目から肌に負担をかけやすそうなケアなので、間違った情報も出回っています。
今回で言えばオイルクレンジングなんかはオススメされていない場合が多かったです。
しかし実際はニキビを改善し、原因にはならないという報告がされているので、安心して使ってください。
それではクレンジングのやり方や情報が気になっていた方は参考にしてみてください!
- スキンケア方法のまとめ
-
- クレンジングの正しいやり方
- 洗顔の正しいやり方
- 保湿の正しいやり方
- 日焼け止めの正しい塗り方
- ファンデーションやメイクのやり方
- ニキビのスキンケア方法まとめ!洗顔と保湿のやり方まで