ケミカルピーリング

 

「ケミカルピーリングってどんな治療法なの?」

「ニキビの刺激になるって本当?」

 

今回はニキビ治療におけるケミカルピーリングの効果から種類までをまとめていきます。

「ケミカルピーリングがニキビを悪化させる」「ニキビが治らない!」といった情報をよく目にします。

 

しかし”ケミカルピーリングはニキビに推奨されている治療方法の1つ”です。

保険適用外となっているので適用内の治療が優先ですが、それで治らない場合は1つの選択肢として考えるべきです。

 

この記事ではケミカルピーリングの基本的な情報から種類、治療にかかる期間までまとめていきます!

ケミカルピーリングが気になっていた方は参考にしてみてください!

 

ケミカルピーリングとは?

ケミカルピーリングとは、皮膚に薬品を塗って、皮膚を剥がすことで肌トラブルを改善する治療方法です。

ニキビ以外にもシミや光老化、くすみなどにも利用されます。

 

ケミカルピーリングはニキビ治療のなかで”選択肢の1つとして推奨されている治療方法”です。

化粧品にピーリング成分が配合されていることもありますが、あれは治療にはなりません。

 

”ピーリングをするなら、医療としておこなうことをオススメ”します。

またピーリングにも色々な種類があるので、そういったことも紹介していきます。

 

ケミカルピーリングはニキビに推奨されている治療法

ケミカルピーリングはニキビ治療ガイドライン2017で、選択肢の1つ(C1)として推奨されています。(ケミカルピーリングガイドラインも)

薬剤によってはC2のものもあって、推奨度は以下のとおりです。

 

推奨度
グリコール酸 C1
サリチル酸マクロゴール C1
サリチル酸エタノール C2

 

後ほど解説しますが、ケミカルピーリングに使われる薬剤はこれ以外にも多くあります。

しかし、ニキビ治療ガイドラインに掲載されている薬剤は上記の3つのみです。

 

またC1となっている理由は”保険適用外であること”が挙げられます。

基本的に全額負担となるので、費用は高めです。

 

ケミカルピーリングのニキビへの効果

ケミカルピーリングのニキビへの効果は主に2つあります。

 


 

  • 毛穴の詰まりを除去
  • 排膿を促進してくれる

 


 

ケミカルピーリングの効果には個人差がありますが、”目安としては6回ほどで重症の方は10回ほど”です。

また治療を始めたてで効果がなくても、治療をしていく度に改善していくこともあります。

 

基本は治療をするたびにニキビができにくくなり、徐々に治っていくイメージです。

これも個人差がありますが、すぐに効果が現れるという治療方法ではありません。

またケミカル・ピーリングにはニキビ以外にも色々な効果が期待できます。

 


 

  • コラーゲンの増加
  • メラニンの排出
  • 光発がんの抑制

 


 

これらの効果もあるため、シミや小じわにもよく利用されています。

ちなみに”軽いニキビ跡であれば、改善する可能性もあります。”

 

ケミカルピーリングの副作用

ケミカルピーリングにも副作用はあります。

 


 

  • 乾燥
  • 刺激
  • 赤み

 


 

ただし他の薬と比較すると、”長期にわたる重い副作用がない”のが利点です。

どの薬剤を使っても副作用は2,3日程度なので、施術後は多めに保湿するようにしてください。

 

また紫外線にも弱くなるので、”日焼け止めは必須”です。

バリア機能が弱くなっているため、使っていた化粧品がヒリヒリすることがありますが、そういう場合は使用を一時中断するようにしてください。

 

ケミカルピーリングの種類について

ケミカル・ピーリングに使われる薬剤には、色々な種類があります。

ケミカル・ピーリングガイドラインでは、以下のような薬剤が取り上げられています。

 


 

  • グリコール酸
  • サリチル酸マクロゴール
  • サリチル酸エタノール
  • トリクロロ酢酸
  • 乳酸
  • ベーカーゴードン液
  • フェノール液

 


 

この内でニキビに利用されるのは主に”グリコール酸””サリチル酸”です。

ただ皮膚科によっては、乳酸が使われるところも多くあります。

 

この辺りの薬剤や濃度の調整は皮膚科医の先生の仕事なので、自分にあったものを選んでいただきましょう。

日本人の肌には、グリコール酸が比較的安全でよく使われていますね。

ただグリコール酸は3.6%以上の製剤が劇物指定となっているため、他のピーリング剤に変えているところもあります。

 

ケミカルピーリングはどのくらいの期間の治療が必要?

ケミカル・ピーリングの治療は、”2,3週間に1回程度の頻度”でおこなわれています。

1回の治療で終わるわけではなくて、中等症(片頬に6~20個くらいのニキビ)の場合で6回ほどです。

 

それ以上の重症ニキビの場合は10回前後が目安となっています。

2週間に1回やったとして、”だいたい3ヶ月~5ヶ月くらいの治療が必要になる”計算です。

 

ケミカルピーリングの料金はいくら?

ケミカルピーリングの料金は、部位や範囲によって値段が変わってきます。

以下の5つの美容皮膚科はランダムに選んでみました。

 

値段
新宿南口皮膚科 12,900円(イオン導入付き)
品川スキンクリニック 3,610円(初回)
5,500円(2回目以降)
湘南美容外科クリニック 4,860円
南青山スキンクリニック 3,500円(セルフプラン)
駒沢皮膚科クリニック 5,000円

 

ケミカル・ピーリングの価格は、”1回約5000円~15000円の範囲くらい”でした。

美容皮膚科によってイオン導入をセットにしているところも多かったので、少し変動幅が大きめです。

 

これを6回~10回程度おこなうので、”だいたい10万円前後くらい”はかかります。

ただ5回分セットなどを用意しているところは7,8万円くらいで落ち着きます。

 

まとめ

ケミカル・ピーリングは、ニキビ治療にも利用される保険適用外の治療です。

ニキビ治療ガイドラインでも推奨されているものですし、保険適用内の治療で治らなければ検討してみる価値があります。

 

ただし料金は比較的高めになるので、費用面は注意が必要です。

サイトによっては「ケミカル・ピーリングではニキビを治せない」と書いているところもありますが、それは間違いないので騙さないようにしましょう。

重症ニキビで悩んでいる方や繰り返しできるニキビに悩んでいる方は参考にしてみてください!

 

ニキビの治し方講座【重症編】